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Instagramの集客が上手くいく!プロフィール作成6つのポイント

Instgram運用
プロフィールは、Instagramマーケティングでの集客を考える際に、非常に大きな影響を及ぼす強力なツールです。プロフィールの良し悪しによってリピート率が大きく変わると言っても過言ではありません。今回は、写真や動画による独特のコミュニケーションを持ったInstagramの特性を理解し、ユーザーの「目に留めてもらえる」プロフィールの作り方やテクニックをご紹介します。
◎Instagram集客はSNSマーケティングの要
IT機器とインターネット通信を利用したSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、今や私たちの生活に欠かせないものとなりました。総務省の「令和2年通信利用動向調査」によると、SNS利用者の割合は全体で73.8%、世代別では20代がトップで90.4%となっており、国民の多くがSNSを利用している現状がわかります。
 
電通デジタルコミュニケーションセンターは2011年、SNS時代の生活者行動モデルとして、SIPS理論を提唱しました。SIPSとは行動の頭文字を並べたものであり、すなわち最初の行動は「S」=「Sympathize(共感する)」、次に「I」=「Identify(確認する)」、さらに「P」=「Participate(参加する)」、最後に「S」=「Share&Spread(共有&拡散する)」を指します。大きな特徴は、行動が「共感」から始まることです。「いかに共感を得られるか」がマーケティングのカギであり、今やSNSは企業にとって重要なマーケティングツールでもあるのです。
 
SNSのひとつであるInstagramは、写真や動画投稿をメインとしています。前述の総務省調査によると、SNS別の利用率ではTwitterと並んで42.3%と高く、継続的にアクティブユーザーを増やしていることがわかります。男女別は男性35.3%、女性49.4%で、傾向としては女性の利用率が高いですが、男女ともに広く利用されていると言えます。
 
Instagramは他のSNS、TwitterやFacebookと比べて、情報を拡散する機能が低いと言われています。かわりに、たくさんの「ハッシュタグ(#)」を付けて投稿するのが一般的です。このハッシュタグを通じ、情報がエコーチェンバーとなって徐々に横に広がっていきます。「好き」でつながるこのようなコミュニケーションこそInstagram最大の特徴であり、適切に利用すれば、企業からの情報発信であっても好意的に受け入れてもらえる可能性を秘めています。Instagramは、新規顧客の獲得を狙える大きなマーケットなのです。
◎Instagramプロフィールを充実させるメリット
Instagramのコミュニケーションにおいて大切な役割を果たしているのが、プロフィールです。
「プロフィールより日々の投稿を充実させる方が大事では?」と感じるかもしれませんが、Instagramユーザーにとって、プロフィールを確認する行為はいわば「品定め」。プロフィールは、アカウントをフォローするかどうかの大きな判断材料になります。
 
前述のSIPS理論を、Instagramユーザーの行動に照らし合わせて考えてみます。
 
Sympathize(共感):投稿を見て写真や動画へ共感する、「いいね」を押す
Identify(確認):共感した情報に関連する投稿やプロフィールを確認する
Participate(参加):フォローする、購入・申込する
Share&Spread(共有・拡散):ハッシュタグなどで他のInstagramユーザーに届く
 
プロフィールは「確認」プロセスに位置し、次の「参加」プロセスを促す役割があることがわかります。プロフィールはInstagramでフォロワーを獲得するための玄関口であり、集客を狙いたいならしっかりと戦略を練っておく必要があるのです。
 
Instagramマーケティングにおける「集客できるプロフィール」とはどのようなものかご紹介します。ポイント6つをしっかり押さえて、プロフィールを練り直してみましょう!
◎ポイント1:プロフィール写真はパッと見てわかるものを選ぶ
Instagramユーザーの多くは、ハッシュタグから辿ってプロフィールを確認し、その人や企業をフォローするかどうか決定します。その間、わずか数秒。写真や動画がメインのInstagramでは、ある意味「見た目」がすべてです。パッと見た一瞬でInstagramユーザーに印象を残せるかどうかが勝負になります。
 
プロフィールにおいて「見た目」の役割を担うのが、プロフィール写真です。プロフィール写真はInstagramにおける顔であり、アイコン部分に使われます。そのため、プロフィール写真は見ただけで「このアカウントはInstagramでどのような情報を発信しているか」がわかるものを選びます。また、プロフィール写真が表示されるスペースはとても小さな丸型なので、あまり細かいものでなく、視覚的に目を引くものが望ましいです。アイコンとして覚えてもらいたいなら、プロフィール写真を頻繁に変更するのは控えたほうが良いでしょう。
 
また、プロフィール写真と通常のInstagram投稿との間に統一感を持たせることも大切です。好き勝手な情報の羅列はちぐはぐな印象を与えてしまい、Instagramユーザーの心が一気に離れてしまいます。全体を通して世界観の魅せ方にこだわるのが、Instagram流です。
◎ポイント2:ユーザー名は検索しやすいものにする
プロフィールでは「ユーザーネーム」「名前」の2種類のユーザー名が登録できます。どちらもInstagram内で検索対象になる項目なので、複雑すぎず検索しやすいものを設定します。

 
ユーザーネームはInstagramではIDに当たるもので、たとえば「instashop_12345」のように、半角英数字とアンダーバー(_)、ピリオド(.)で設定します。それに対して名前はニックネームに該当し、たとえば「Instagramでも元気に営業中!」のように、記号や日本語でも登録が可能になっています。
 
Instagramで写真や動画を投稿すると、1番上に表示されるのはユーザーネームです。そのため、ユーザーネームのほうが目にする機会が必然的に多くなります。もしこれからInstagramをはじめるなら、特にユーザーネームは、覚えてもらいやすいものに設定するのが良いでしょう。すでにInstagramを利用中であれば、改めて変更する必要はありません。変更するとプロフィール画面のURLが無効になってしまうので、場合によってはむやみに変えないほうが賢明です。
 
ユーザーネームとは異なり、名前は14日の間に2回まで変更することができます(2022年2月現在)。ユーザーネームほどではありませんが、こちらもInstagramのプロフィール画面上部に表示されるものなので、覚えてもらいやすいものを設定します。「インスタショップ@ただいまキャンペーン実施中!」のような形で、時節に応じてタイムリーに変更するのもひとつの方法です。
◎ポイント3:プロフィール文は簡潔にわかりやすくする
Instagramは、写真や動画がメインのSNSなので、あまり長い文章は必要とされない傾向にあります。そのためか、Instagramのプロフィール文には150字という字数制限があるのが特徴です(2022年2月現在)。プロフィール文が長いと「続きを見る」となり省略されてしまうため、短い字数のなかでいかに読ませるか、テクニックが必要になります。



まず最初の一文で、「ユーザーはこのアカウントによって何が得られるのか」を明確に伝える必要があります。Instagramユーザーにとって、自分に有益な情報を与えてくれるかどうかは大きな問題です。どんなメリットを提供できるのか、プロフィール文の冒頭ではっきりとアピールする必要があります。
 
プロフィール文は、詳しく書きすぎても、逆に短すぎても興味を持ってもらえません。簡潔にわかりやすくまとめるのがベストです。改行と空白を駆使し、パッと見て読みやすくなるようレイアウトを調整しましょう。プロフィール文は端的にまとめ、詳細はウェブサイトへ誘導するよう工夫します。また、ウェブサイトをInstagram専用のランディングページにしておけば、通常のアクセスとInstagramのプロフィール画面からのアクセスを切り分けて分析することができ、さらに効果的です。
◎ポイント4:ストーリーズハイライトを活用して視覚的効果を狙う
Instagramの機能にストーリーズという機能があります。複数の写真や動画を、スライドショー形式にまとめて投稿することができます。24時間で消えてしまいますが、それまではInstagramの画面上部に表示されるため、目に留まりやすいのが特徴です。消えてしまったストーリーズはアーカイブとしてまとめられ、シェアしなければ他のInstagramユーザーからは見ることができません。そこで利用したいのが、ストーリーズハイライトです。

 
ストーリーズハイライトを作成すれば、24時間で消えてしまうストーリーズをInstagramのプロフィール画面上に残すことができます。プロフィール文には字数制限がありますが、ストーリーズハイライトは最大100件まで登録できます。目に入りやすい写真や動画をピックアップし、プロフィール画面を訪れてくれたInstagramユーザーに対し、より視覚的にアピールすることができるのです。
◎ポイント5:Instagramアカウントをプロアカウントに切り替える
Instagramは通常アカウントをビジネス目的で利用することもできますが、より効果を高めるために、プロアカウントへの切り替えをおすすめします。Instagramのプロアカウントは個人でも企業でも無料で切り替えることが可能で、通常アカウントでは利用できない機能を使うことができます。プロアカウントへの切り替えは、プロフィール画面の「プロフィールを編集」ボタンから行うことができます。
 
プロアカウントに切り替えると、ビジネスプロフィールを登録することができます。ビジネスプロフィールはInstagram内で設定できる連絡先オプションで、メールアドレス、電話番号、住所を指します。これらはCTA(Call To Action)、つまり問い合わせなど具体的な行動につながる情報になりますので、集客のためにも登録しておくべき情報です。プロフィール画面から電話やメール、予約・注文などが直接できるようになり、問い合わせや来店の増加が期待できます。
◎ポイント6:Instagram広告を利用する
Instagramアカウントをプロアカウントに切り替えていると、通常投稿の際に「宣伝する」ボタンが表示されます。これがInstagram広告の出稿機能です。わざわざ広告のために素材を制作する手間がなく、また反応の大きかったInstagram投稿を宣伝することで、高い費用対効果が見込めます。購入・予約・申込などのアクションボタンを設置することも可能で、ユーザーがInstagram内で行動を完結させられるのもメリットです。
 
Instagram広告では、「オーディエンス」と呼ばれる広告配信ターゲットの設定ができます。年齢・地域・性別から趣味・関心まで、幅広い属性を設定することが可能です。ただし、最初からターゲットを絞りすぎないように注意が必要です。ターゲットは広めに設定し、実績や分析に応じて徐々に絞り込んでいくようにします。効果的なターゲティングこそ、Instagram広告で成功する秘訣なのです。そして、その際に非常に重要になってくるのが、Instagramインサイトです。
 
Instagramインサイトは、Instagramが公式に提供している分析ツールです。インプレッション、リーチ、ウェブサイトクリック、フォロワーアクティビティなどさまざまな数値を確認することができます。Instagramユーザーがハッシュタグから来訪したのか、プロフィール画面からなのかといった行動データや、フォロワーの年齢・地域・性別や活動している時間帯などを調べることができます。この数値を見れば、プロフィール画面がInstagramユーザーにいかに見られているものかを確認することもできます。Instagramインサイトを細かく丁寧に分析していくことで、Instagram広告の設定に反映し改善させていきます。
 
とはいえ、Instagramインサイトで細かく数値を確認、分析して広告戦略を練り直すというのは、根気と手間のかかる大変な作業です。Instagram広告の運用はもちろん個人で分析・運用することも可能ですが、成果を出せるようになるまでにはそれなりに長い年月と経験が必要になります。確実に成果を出したい場合は、Instagramマーケティングのプロに相談してみる方法があります。蓄積されたノウハウをもとに、効果の期待できるプランを提案してもらえるでしょう。
◎まとめ
プロフィールの充実は、Instagramマーケティングの第一歩です。まずはご自身のプロフィール画面を見直し、Instagramユーザーの心を掴むプロフィールとはどんなものか?を分析するところからはじめてみましょう。
Instagram広告の運用を検討しているなら、プロアカウントに切り替えた上で、しっかりと情報収集をすることも必須です。グローストリガーはSNSコンサルティングに強く、Instagramの他に、Twitter、Facebook、Youtubeの広告施策を行っております。きめ細やかなサポートと積極的なご提案をお約束いたします。
 

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