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Instagramで活用すべき!ハッシュタグの使い方

Instgram運用
今やビジネスツールとして利用する人も多いInstagram。なかでもハッシュタグは、Instagramで自社ブランドをアピールする上で欠かせない存在と言えます。とはいえ、多くの人はInstagramで「なんとなく」利用しているのではないでしょうか。Instagramのハッシュタグについて理解を深め、効果的に利用することによって、Instagramマーケティングは飛躍的に向上します。この記事では、Instagramで成果の出るハッシュタグの活用方法についてご紹介します。
◎ハッシュタグを制する者はInstagramを制す!
2021年に行われたInstagramの使用実態調査によると、Instagramを利用している人のうち、1日にInstagramを開く回数について聞かれたのに対し、「9回」という回答が58.1%と最も多く、次いで「5〜8回」が28.8%となっており、全体の8割以上が最低でも5回は開くことがわかります。また、ハッシュタグ検索するのは「特定の何かに関する情報を得たいとき」と回答したユーザーが50%近くを占めており、今やInstagramは日常的に情報収集をするための検索ツールとして利用されている実態が明らかになりました。
 
Twitterでは投稿をリツイート、Facebookでは投稿をシェアすることができますが、同様の機能がInstagramにはありません。その代わりとしてInstagramで重要な役割を担っているのが、ハッシュタグです。ハッシュタグとは「#」から始まる文字列のことで、Instagramでは投稿のキャプションなどに入力し、写真に関連付けるキーワードにすることができます。1つ1つが検索結果へのリンクになっており、Instagramで同様のハッシュタグが付いている投稿を検索することができます。つまりInstagramでは、ハッシュタグ検索で上位に表示されることによって、多くのユーザーの流入が期待できるのです。
 
写真や動画がメインコンテンツであるInstagramでは、キャプションが長い投稿はあまり歓迎されません。しかし、ハッシュタグをたくさん付けた結果として長くなってしまったキャプションに関して、ネガティブな印象を与えることはありません。Instagramではハッシュタグが多く付いた投稿ほど「いいね!」が付きやすい傾向があり、企業アカウントであれば積極的に利用していきたいところです。ハッシュタグは最大で30個まで付けることができますが、最低でも10個以上つけることが望ましいでしょう。

◎使ってはいけないハッシュタグは存在する?
マーケティングにおいて戦略的に利用して行くべきInstagramですが、「使ってはいけない」ハッシュタグが存在することはあまり知られていません。
 
「使ってはいけない」ハッシュタグとは、Instagramによって何らかの理由で不適切と判断されたことを意味します。Instagramに不適切と判断されたタグは利用禁止となり、使用している投稿はほかのInstagramユーザーから見られなくなります。Instagramの投稿自体が削除されるわけではないので、プロフィール画面かストーリーズからは見ることができますが、よほどのコアなファンでない限り、Instagramユーザーがその投稿を目にする機会はほぼなくなることでしょう。いろいろな戦略を盛り込んでせっかく書きあげたInstagram投稿であっても、禁止されているハッシュタグを1つ付けただけで、意味のないものになってしまう恐れがあります。
 
使ってはいけないハッシュタグは、Instagram独自のアルゴリズムにより判別されています。残念ながら禁止リストは公表されていませんが、公序良俗に反したガイドライン違反のもののほかに、ユーザーが「不適切ではないか?」とInstagramに報告した内容なども含まれています。ユーザー報告で禁止されたもののなかには、必ずしも一般的に不適切とはいえないものも入っているので、注意が必要です。せっかくのリーチやエンゲージメント率を下げてしまう可能性があるので、Instagramでハッシュタグを利用する際は毎回必ずチェックを怠らないようにしましょう。


◎ハッシュタグはユーザーのニーズを知るための指標
Instagram投稿のキャプション欄に「#」+文字を入力すると、その文字と一致した既存のハッシュタグ一覧が表示されます。一覧にはそのハッシュタグを使用しているInstagramの投稿数も一緒に表示されるので、投稿内容に合致し、かつ投稿数の多いものを選びます。投稿数が多いということは、それだけInstagramユーザーの目に触れる機会が多いということです。より検索されやすいタグを狙って投稿を行っていけば、広告費をかけなくても高い宣伝効果が期待できます。工夫次第でさまざまなジャンルのInstagramユーザーに効果的なアプローチをかけることができるのです。
 
Instagramでは、「検索されているハッシュタグ=今現在のユーザーのニーズ」ととらえることができます。自社ブランドや関連タグの投稿数が多いか少ないか、競合他社と比べてどうか、どのように推移しているかなどを定期的に調査しておきましょう。ターゲットと考えているInstagramユーザーが日常的にどのようなハッシュタグを検索しているか想像し、また調査して結果を分析していくことが大切です。
◎ハッシュタグにある6つの性質
ハッシュタグはInstagramにおいては表現手段の1つです。効果的に使いこなすために、6つの性質を理解しましょう。
 
○一般名詞、固有名詞
被写体に関する情報を説明します。被写体の名前、写真を撮った場所など、ピンポイントで同じものを共有したいときに利用します。
 
○写真のカテゴリやテーマ
Instagram投稿の内容を分類するために利用されます。一般的なカテゴリー分類や、自分の投稿をテーマごとに分類するために付けます。自然発生的に使われ始めたハッシュタグが、いつのまにか定番になり全世界で使われるようになることもあります。
 
○コミュニティ
〇〇部、〇〇好きとつながりたいなど、趣味や嗜好が近い人とゆるやかなつながりを作るためのものになります。
 
○オピニオン
特定の主張や立場を表明するために利用されます。付けることで連帯感が生まれたり、共感を呼ぶ効果が期待できます。政治的な主張やスローガンなどに使われる場合もあります。
 
○絵文字
Instagramのハッシュタグは絵文字を使うことも可能です。話す言葉が違っても、絵文字で感情を端的に表現することでつながりを作ることができます。
 
○ひとりごと、感想など
特に意味はないがつけておきたい一言として、オチやアクセントに使われることもあります。これに関してはつながりを作るという意図ではなく、最後まで読んでくれた人に対するアピールとして使います。
 
◎自社ブランドに関連するハッシュタグを調査する
 
企業アカウントがInstagramでハッシュタグを使う目的は、自社ブランドやサービスをInstagramユーザーの多くに知ってもらい、商品購入などのアクションを起こしてもらうことにあります。むやみにInstagramの投稿数が多いハッシュタグを指定するだけでは、他の投稿に埋もれてしまい、コンバージョンには結びつきません。ユーザーによる成果が見込め、それなりにニーズがあり、それほど競合がないハッシュタグを調査し、戦略的に使っていくことがポイントです。自社がどの層にリーチしたいかを見極め、施策を立てたうえで実践するようにしましょう。
 
自社ブランドに関連するハッシュタグは、自社アカウントやブランドを見た際に「〇〇といえば?」で想起されるキーワードを当てはめてみると考えやすいかもしれません。いろいろな角度から考えてみて、メインとなるものを1つ、サブキーワードになるものを5〜6個あげてみましょう。あげてみたキーワードをInstagramで検索してみて、自社アカウントに誘導できていれば施策は成功している、出来ていなければ改善の余地ありということです。また、自社より競合他社の方が上にある場合は、どうしてそうなったのかの分析をする必要があります。さまざまな角度からの調査を行い、自社ブランドの認知を深める最適なハッシュタグを見つけていくことが大切なのです。
◎Instagramインサイトでハッシュタグを分析する
Instagramは、通常アカウントからプロアカウントに切り替えることで、マーケティングに必要な様々な機能を利用することができます。プロアカウントへの切り替えは無料で、プロフィール画面から簡単に行えるので、企業アカウントならぜひ切り替えを行ってください。プロアカウントに切り替えると、InstagramインサイトとInstagram広告(後述、有料)を利用することができます。
 
Instagramインサイトは、Instagramが提供する無料の分析ツールです。ハッシュタグのほかプロフィールやフィードのインプレッション数、フォロワーの増加数やリーチなどを確認ことができます。Instagramの分析ツールには無料のものから有料のものまでさまざまな種類がありますが、インサイトなら調査や分析に不慣れな人にも手軽に利用できるので、導入として最適です。
 
Instagramインサイトでデータを確認しながら、投稿の段階的なテストを行います。成果に結びつくまでには長いプロセスが必要なので、段階的に分析・改善を進めましょう。ハッシュタグはリーチを増やす最初の段階で重要な役割を果たします。投稿数の多いハッシュタグを複数個ピックアップし、それぞれを利用してのリーチを計測、記録していきます。また、投稿の曜日、時間も変えてテストを行います。最も効果が出るタイミングとハッシュタグを発見したら、同じ投稿でも多くのリーチが獲得できているはずです。リーチが増えれば徐々にフォロワーも増え、成果に近付いていきます。
◎Instagram広告で効果的にハッシュタグを利用する
Instagramインサイトで数字を見ながら改善を加えていくのは、時間と根気がいる作業です。より短期的に効果を出したいなら、費用をかけてInstagram広告を利用しましょう。Instagram広告はプロアカウントに切り替えることで利用可能になる機能で、Instagramのフィードに一般投稿と同じ形で表示される広告を指します。配信するターゲットは年齢や性別、地域、興味の分野と言った属性から設定することができ、自社アカウントをフォローしているかどうかに関わらず、幅広いInstagramユーザーにリーチすることが可能になります。
 
Instagram広告を利用するにはもちろん費用がかかりますが、最低出稿金額が設定でき、1日107円という低予算からはじめられるのは嬉しいところです。最初は低予算でスタートし、慣れてきたら徐々に予算を変更することができるため、出稿状況に応じてフレキシブルに変更することができます。
 
Instagram広告にもハッシュタグを付けることは有効な施策です。通常投稿と同様、広告内容に沿ったハッシュタグを厳選してなるべく多く取り入れるようにしましょう。また、ハッシュタグを導入したユーザー参加型キャンペーン広告を企画するのも効果的です。
 
◎まとめ
Instagramのハッシュタグは費用を掛けなくてもできますが、より確実な結果を出せるのはやはりInstagram広告です。企業のブランディングのために、積極的に導入を検討しても良いでしょう。ただし、Instagramインサイトによる分析もInstagram広告による設定や出稿も、それなりにノウハウや経験がないと難しいのが現実です。
 
「Instagram広告の導入に興味はあるけど、どこから手を付ければいいか分からない…」とお困りでしたら、広告運用のプロに相談してみることをおすすめします。当社では、InstagramだけでなくSNSマーケティング全般の専門家がいるので、相談内容に応じた解決策をご提案させていただきます。
 

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