ブログ
Blog

Instagramで企業アカウントを運用する7つのメリット

Instgram運用
スマートフォンが普及し価値観が多様化するなか、マーケティングツールとしてSNSは欠かせない存在ですが、なかでも特に注目したいのがInstagramです。Instagramは、近年最も勢いがあるSNSの1つとされており、うまく活用できれば、企業としてのブランド価値を高められるメリットがあります。
この記事では企業がInstagramを運用することで得られるメリットについて、詳しくご紹介します。
◎企業がInstagramを運用するべき理由
Instagramは2010年にサービスを開始した写真と動画がメインのSNSです。最新の公式発表によると、全世界のMAU(Monthly Active Users=月間アクティブユーザー数)は10億以上、国内では3,300万人とされており、今も着々とその数を増やしています。
2021年6月発表の総務省調査によると、Instagramの利用率は全体で42.3%となっています。トップは10代で69.0%、次いで20代で68.1%、さらに30代で55.6%と、いずれも高い数値が続いており、どちらかというと若年層の利用が多い傾向はありますが、各世代で幅広く利用されていることがよく分かります。
世代ごとに異なる商品やサービスをアピールしたい企業にとって、Instagramを活用することで得られるメリットは非常に大きいと言えるでしょう。
 
企業に大きなメリットをもたらすInstagramの特徴は、写真や動画といったビジュアルがメインのSNSであるという点です。視覚情報は1度に多くの情報を伝えることができるため、大きな手間をかけることなく効率的に情報を発信することができます。プロフィール画面に情報を集約させれば、ブランド持つ独特の世界観をInstagramユーザーに強く印象付けられます。さらに、ハッシュタグを効果的に利用することによって、Instagramユーザーが好む情報を効率的に幅広く拡散することも可能です。
 
Instagramを活用すれば、企業のブランド価値を高め、集客や売り上げに大きく貢献できます。企業のマーケティング戦略の1つとして、Instagramの運用は欠かせないものと言えます。
◎企業がInstagramを運用する7つのメリット
Instagramを活用することは、企業にさまざまなメリットをもたらしてくれます。ここでは、具体的な機能とともに7つのメリットをご紹介します。
 
〇メリット1:顧客のニーズを知ることができる「発見タブ」
発見タブとは、Instagramの虫眼鏡マークをクリックすることで表示される画面のことを指します。操作履歴などをもとにInstagramが独自に分析し、「このInstagramユーザーはこの投稿に興味を持つだろう」と判別されたものが表示されています。発見タブはユーザー1人1人にカスタマイズされたオリジナルの内容になっており、Instagramを利用する人に多くのメリットをもたらす便利な機能です。
 
2021年7月の実態調査によると、37.4%もの人が、Instagramのなかで発見タブを最も多く使うと答えました。今や検索は「ググる」より「タブる」傾向であり、Instagramの発見タブに関して詳細の調査や分析を進めることは、顧客の率直なニーズを知る大切な機会でもあるのです。さらに、発見タブに企業のInstagramアカウントが表示されれば、ブランドの認知拡大や売り上げの増加などさらなるメリットにつながります。
 
発見タブに表示されるためには、多くのInstagramユーザーが魅力的と感じる投稿を継続的に発信していくことが大切です。できるだけ利用者数が多いリラックスタイムの21時前後を狙い、定期的な情報発信を心がけましょう。発見タブを活用することで、見込み客を引き寄せるという大きなメリットが生まれます。

 
〇メリット2:顧客と緩やかにつながり情報を拡散する「ハッシュタグ」
ハッシュタグとは、Instagramにおける検索キーワードです。写真や動画のキャプションに入力することができる「#」からはじまる文字列で、それぞれが検索結果へのリンクになっています。Instagramユーザーは、このハッシュタグでつながった情報を「タグ検索」によって収集しています。つまり、検索や投稿の多いハッシュタグは、今まさに注目されているトレンドワードであることを意味しています。ハッシュタグを継続的に調査してユーザーの消費行動を観察していくことは、企業にとって大きなメリットになるのです。
 
企業のInstagramアカウントがハッシュタグを使いこなせば、今後顧客になりうる「潜在層」にダイレクトにアプローチできます。Instagramユーザーの興味を引き出すために、ハッシュタグを多くつけた投稿を心がけましょう。なお、ハッシュタグは1つの投稿に対して30個まで付けることができます。Instagramでは、キャプションに多くの文字を書いても読んでもらえない傾向にありますが、ハッシュタグを多く付けた投稿であればデメリットになりません。なるべく多くのInstagramユーザーに表示されるよう、可能な限りたくさん付けたいところです。自社企業に関連するハッシュタグを事前に細かく調査しておくと、さらに効果的に利用することができます。
 
ハッシュタグは、Instagram内でユーザーとユーザーをつなげる役割も担っています。企業がInstagramを運用する上で、ユーザーとつながりを作ることは非常に大切です。ハッシュタグでつながったInstagramユーザーの投稿に、「いいね!」やコメントなどで積極的にコミュニケーションを取りましょう。丁寧なコミュニケーションを行ってInstagramユーザーやファンとの間に強いつながりができれば、企業の情報がより拡散しやすくなるというメリットもあります。

 
〇メリット3:顧客を直接購入に導く「ショッピング機能」
ショッピング機能とは、2018年に追加されたInstagramのEC機能です。ショッピング画面で商品を選ぶと金額が表示され、「ウェブサイトで見る」ボタンから企業のECサイトで直接購入することができます。認知から購入までのプロセスをシームレスに行うことができるため、商品を扱う企業としてはメリットが大きい機能と言えます。
 
Instagramユーザーのなかでも若年層(10〜30代)、とくに女性は購買意欲が高い傾向にあり、ショッピング機能を利用したことがある人は30%以上という調査もあります。Instagramは「好き」でつながっているSNSなので、投稿で紹介された商品が気に入れば、購入までのプロセスが速いことを意味しています。
 
商品を取り扱う企業であれば、Instagram運用でショッピング機能を積極的に利用していきたいところです。多くのInstagramユーザーの目に留まる商品アピールができれば、スムーズに購入してもらえるというメリットがあります。

 
〇メリット4:フォローから集客へ導く「プロフィール」
プロフィールは、アカウントをフォローするために必ず通る画面であり、Instagramにおいて特に重要な存在です。プロフィールの出来栄えによって、フォロワー数も大きく変わってきます。Instagramアカウントのフォロワーが増えれば、企業や商品の認知度は上がり、企業のブランド価値が高まるというメリットがあります。
 
プロフィールは、「名前」「ユーザーネーム」「ウェブサイト」「プロフィール文」「プロフィール写真」の5つの項目からなり、まとまった文字情報を置ける唯一の場所となっています。1つ1つの項目が非常に大切ですが、特に注意しておきたいのがプロフィール文です。プロフィール文は、150字という短い制約のなかで、企業や商品・サービスに関連するキーワードを端的に表現する必要があります。「アカウントをフォローすれば、こんなにもメリットがある」ということを明確に伝えつつ、Instagramユーザーを惹きつけられるような内容を検討しましょう。
 
企業のInstagramのアカウントであれば、「プロアカウント」に切り替えることをおすすめします。プロアカウントに切り替えるメリットは、電話番号、メールアドレス、住所が登録できるようになり、Instagramユーザーが企業に直接アクセスできるようになる点です。プロアカウントは、誰でも無料でプロフィール画面から切り替えることができます。

 
〇メリット5:企業や商品の認知度を高める「ストーリーズ」
ストーリーズは、Instagramのフォロワー向けに24時間限定で表示される投稿のことです。写真・動画どちらも可能で、ハッシュタグをつけることもできます。ストーリーズに投稿すると、フィードのさらに上部に丸いアイコンとして表示されます。画面の1番上で目につきやすいことから印象に残りやすいのが特徴で、企業や商品の認知度を高めるメリットにもなります。企業アカウントの日常の運用として、できるだけ多くのストーリーズを投稿しましょう。
 
24時間経って消えてしまったストーリーズの投稿は、アーカイブとなって保存されています。これは「ストーリーズアーカイブ」と呼ばれる機能で、プロフィール画面に固定表示することができます。ストーリーズのなかでも特に反響が良かった内容をプロフィールに固定しておけば、新たに訪れたInstagramユーザーに視覚的アピールができるというメリットにもなります。

 
〇メリット6:企業ブランドをさらに高める「動画投稿」
Instagramの投稿は、写真のほかに動画でも可能です。写真だけでは伝えきれない情報を、動画にしてInstagramユーザーに届けましょう。Instagramの動画投稿には、時間やサイズなどによって、フィード動画、ストーリーズ動画、リール動画、IGTV の4種類に分けられています。
 
フィード動画は最大60秒、通常投稿としてプロフィール画面に残しておきたい場合に利用される機能です。それに対してストーリーズ動画は最大で15秒で、フォロワーに対して告知やアピールしたい内容などに利用されます。アンケート機能などもあるので、Instagramユーザーの反応を直接見られるというメリットがあります。
 
一方のリール動画は最大30秒となっています。こちらはストーリーズとは異なり、フォロー外のユーザーにもアピールできる動画投稿になっています。幅広いInstagramユーザーをターゲットに、動画で情報発信したいといった場合に利用されます。最後のIGTVは長尺動画で、最大60分もの投稿が可能です。SNSでの動画はショート動画が好まれる傾向にありますが、たとえば商品の製造過程や開発者のインタビューなど、長時間だからこそ伝えられる情報もあります。フォロワーやファンにとって、どのような形の動画がメリットになるかをよく検討し、使い分けて投稿しましょう。
 
動画の長さやアピールしたい対象によって使い分けて投稿すれば、企業や商品の認知拡大、フォロワー増加といったメリットにつながります。

〇メリット7:顧客を絞って戦略的に宣伝する「Instagram広告」
Instagramにおいて集客をさらに加速させたいと考えるなら、Instagram広告です。Instagram広告を利用すれば、顧客の属性を絞って効果的な宣伝をすることができるため、ブランド戦略において大きな成果を上げられるというメリットがあります。これまでご紹介したメリットは、コストをかけずに成果を出せる施策でしたが、Instagram広告を利用すれば、短い期間で高い成果がでる可能性があります。企業アカウントのフォロー外ユーザーまで幅広く情報を届けることができるので、このInstagram広告をぜひとも活用していきたいところです。
 
Instagram広告は、年齢や性別、趣味や言語など幅広い設定が可能になっており、非常にターゲティング精度が高いのがメリットです。たとえば「東京都内に住む25〜29歳の女性」といった細かい設定でも、広告を表示する対象を絞り込むことができます。また、従来型の広告に比べて低予算からはじめられるというメリットもあります。「広告にはあまりコストをかけたくない」と考えている企業であっても安心して始めることができるのが、Instagram広告です。

◎まとめ
企業によるInstagram運用は、ブランド戦略として重要な位置づけにあり、継続することで多くのメリットを得ることができます。なかでも最も効果が出やすいInstagram広告は、慣れていないと難易度が高いものですが、調査や分析を重ねていくことで確実に成果が表れてくるものです。
Instagramの機能を幅広く活用し、実際に運用して企業のブランド価値を高めましょう。広告の運用に関して不安や困っていることがありましたら、当社にご相談ください。
 

しっかりヒアリングして
解決のご提案
しっかりヒアリングして解決のご提案
Web集客の課題解決任せて下さい!
Web広告分析無料で行います
お客様の推奨媒体、推奨予算お教えすることも可能です
無料相談・お問い合わせはこちら

電話又はWeb会議(zoom)可能