BtoBのInstagram運用とは?メリットと成功させる7つのポイントを解説
多くの企業がSNSマーケティングに乗り出すなか、なかでも注目を集めているのがInstagramです。
Instagramはビジュアル重視のSNSであることから、「BtoC企業向けのツール」と思われがちです。しかし実際は、認知拡大やブランディング、採用活動など、BtoB企業にとっても活用するメリットは数多くあります。
とはいえ、「BtoBでどう運用すればいいのかわからない」「成果につながる発信のコツが知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、BtoB企業がInstagramを活用すべき理由や、成果を上げるための7つのポイントをわかりやすく解説します。
目次:
- BtoBでInstagram運用が効果的な理由
- BtoB企業がInstagramを導入するメリット
- BtoB企業のInstagram運用を成功させるポイント
- さらに効果を出すならInstagram広告
- BtoB企業こそInstagramを武器にしよう
グローストリガー株式会社
代表取締役 村瀬健人
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BtoBでInstagram運用が効果的な理由
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InstagramはBtoC向けの印象が強いかもしれませんが、いまやBtoB企業にとっても非常に重要なマーケティングツールです。
理由として、以下の2つが挙げられます。
- BtoB企業によるEC市場の急激な拡大
- 企業にとって重要な情報発信・接点づくりの手段
経済産業省の令和6年度「電子商取引に関する市場調査」によると、2024年の日本国内のBtoB-EC(企業間電子商取引)市場規模は514.4兆円(前年比10.6%増)に増加しました。
市場は年々拡大を続けており、前年比の伸び率はBtoCと比較してBtoBのほうが倍以上高くなっています。
そのため、「いかにECサイトへつなげるか」が重要であり、その導線を作る役割を担っているのがInstagramです。
また、すでに多くのBtoB企業にとって、Instagramは重要な情報発信・接点づくりの手段となっています。
BtoB商材は機能が複雑だったり無形だったりするため、言葉だけでは価値が伝わりにくいケースも少なくありません。こうした「言葉にしづらい価値」を、見ただけで直感的に伝えられることも、Instagramならではの強みです。
おすすめ記事:BtoBのInstagram成功事例7選|成果につながる活用戦略も紹介
参考:令和6年度電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました
BtoB企業がInstagramを導入するメリット
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BtoB企業がInstagramを導入するメリットは、単なる認知拡大にとどまりません。ブランディングや採用活動、さらには海外展開のきっかけづくりまで、ビジネスのさまざまな場面で効果を発揮します。
ここでは、代表的な4つのメリットを順に見ていきましょう。
取引先・エンドユーザーへ認知を広げられる
Instagramを活用する大きなメリットが、取引先やエンドユーザーへの認知拡大です。
インターネットやSNSが一般的になった現在、取引先のマーケティング担当者も同様にSNSで情報収集を行っています。そのため、BtoB企業のInstagram運用では、マーケティング担当者の目に触れるような投稿を狙っていくことがとくに重要です。
相手が求めている情報を的確に届けられれば、難しい営業活動を行わなくても商品やサービスに興味を持ってもらえます。取引先担当者から情報が拡散していけば、広くエンドユーザーにまで認知が拡大するチャンスが生まれます。
企業や商品のブランディングができる
企業や商品のブランディングができる点も、Instagramの大きなメリットです。
Instagramは写真や動画がメインなので、自社企業の魅力をビジュアル的に伝えることで大きなインパクトを与えられます。企業ロゴ、商品やサービスに至るまで、ユーザーの印象に残りやすい視覚情報を伝えましょう。
BtoB企業にもさまざまな種類がありますが、Instagramは業種にかかわらずブランディングできます。
採用活動に活かせる
Instagramの活用は、BtoB企業の採用活動にも効果的です。
若い人材の確保はどの業種にとっても重大な課題ですが、エンドユーザーの目に触れにくいBtoB企業はやや不利になりがちです。しかしInstagramを活用すれば、BtoB企業であっても幅広い世代へのアピールが可能になります。
商品やサービスはもちろん、社内の雰囲気や働く環境の魅力まで積極的に発信しましょう。戦略的に情報を拡散することで、採用への関心を高めることにつながります。
海外のユーザー・企業と接点を持てる
Instagramは世界中のユーザーが利用しているので、海外の企業やそこで働く人との接点を生むきっかけにもなります。
とくにInstagramは、言語の壁を越えて伝わりやすいビジュアル中心のSNSです。写真や動画で商品・サービスの魅力を発信すれば、日本語が分からない海外ユーザーにも価値を直感的に届けられます。
BtoB企業が海外進出や海外をターゲットにしたサービスや商品の展開を考えている場合、海外とコネクションできるInstagramは重要な役割を果たします。
BtoB企業のInstagram運用を成功させるポイント
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BtoB企業がInstagramを活用して狙うのは、認知度を高めてフォロワーを増やすことです。
Instagramで発信した情報が取引先の担当者に伝わり、さらにビジネス上の取引相手や友人へと拡散し、エンドユーザーにまで届いたとき、BtoB企業のブランド価値は高まり成果へとつながります。
ここでは、BtoB企業がInstagramでフォロワーを増やすための重要なポイントを7つご紹介します。
ポイント1:「プロアカウント」に切り替える
Instagramは通常アカウントで利用することができますが、無料でプロアカウントに切り替えることができます。
プロアカウントに変更すると、プロフィール画面の上部に「連絡先」ボタンが表示され、住所や電話番号、メールアドレスなどを追加できるようになります。これは、エンドユーザーがBtoB企業へ直接アクセスできる大切な導線になります。
運用を始める際は、まずプロアカウントへ切り替えておくことをおすすめします。
ポイント2:「プロフィール」を充実させる
ユーザーは興味のある投稿を発見すると、必ずアカウントのプロフィール画面を確認してフォローするかどうかを判断します。
Instagramのプロフィールは、次の5つの要素で構成されています。
- プロフィール写真:BtoB企業の「顔」となり、ブランディングを左右する重要な要素。ロゴや商品など、自社を強く印象づけられる画像を設定する。
- ユーザーネーム・名前:Instagram内で検索されるキーワードになる。複雑な文字列では見つけてもらいにくいため、簡潔で入力しやすいものを工夫する。
- ウェブサイト:Instagramで外部サイトへのリンクを設置できる数少ない場所。コーポレートサイトやECサイトを設定しておく。
- 自己紹介:自社のアピールポイントを簡潔にまとめる。150文字の字数制限があるため、要点を絞り、改行やスペースも使って見やすさに配慮する。
プロフィール画面を充実させることが、フォロワー獲得のカギとなります。
ポイント3:「保存」してもらえる投稿をする
エンドユーザーと触れ合う機会の少ないBtoB企業だからこそ、Instagramにおいてユーザーとの関わりは非常に重要です。BtoB企業のことをよく知らないユーザーに好印象を残せるよう、丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。
また、発見タブへの掲載には「いいね」「コメント」「シェア」「保存」を増やす必要があります。なかでも「保存」は、ユーザーとの親密度を測る重要な指標です。
保存される投稿の多くは、ユーザーが「役に立ちそう」「参考にしてみたい」「行ってみたい/やってみたい」と感じられる情報です。商品やサービスの解説・お役立ち情報・豆知識や体験の感想・自社の従業員の声や働き方など、消費者でもあるユーザーの関心を引き出す、企業ならではの内容を心がけましょう。なお、海外企業のリーチを狙いたい場合は、日本語の後に英語を併記するなど、ターゲットを明確にして投稿内容を考えることが大切です。
ポイント4:「ハッシュタグ」を活用する
Instagramにおいて情報を拡散する大きな役割を担っているのが、ハッシュタグです。ハッシュタグとは「#」から始まるキーワード文字列で、同じタグがついた投稿を瞬時に一覧表示できる機能です。
Instagramでは、ハッシュタグごとに投稿数がわかるようになっており、投稿数上位のハッシュタグほどユーザーの関心度が高いことを示しています。取引先の担当者やエンドユーザーの動向を知るうえで、ハッシュタグの活用は欠かせません。
ハッシュタグは、1つの投稿につき最大で30個までつけられます。多くのユーザーの検索結果にヒットするために、関連性の高いタグを積極的に活用しましょう。海外をターゲットにする場合は、日本語だけでなく英語のハッシュタグも添えるのがおすすめです。
ポイント5:「発見」タブに載る
発見タブとは、Instagramアプリの下にある虫メガネマークをタップすると表示される画面です。
ユーザーの趣味・嗜好をもとにInstagram独自のアルゴリズムが生成する、いわばその人だけにカスタマイズされた画面です。発見タブをきっかけにフォローや「いいね!」などのアクション増加が期待できるため、BtoB企業もここへ掲載される運用を意識しましょう。
発見タブに載るためには、アカウントが頻繁に検索されること、投稿に対する「いいね!」「コメント」「シェア」「保存」を多く獲得することが必要です。自社企業の商品の購買層を分析してペルソナを設定したうえで、幅広いユーザーの興味・関心を引く投稿を工夫しましょう。
ポイント6:「ストーリーズ」を活用する
Instagramストーリーズとは、主にフォロワー向けに24時間限定で表示される投稿機能です。とくに、フォロワー向けの特別な情報やキャンペーンの告知など、時節に応じた投稿との相性が良いです。
ストーリーズを投稿すると、フォロワーのInstagram画面の最上部にプロフィール画像のアイコンが光るため、視覚的に強い印象を残します。頻繁に目にすることでユーザーとの親密度が増す効果も期待できるため、BtoB企業も積極的に活用していきましょう。
ストーリーズは24時間が経過すると画面上部からは消えてしまいますが、アーカイブとしてプロフィール画面に固定表示できます。反響が多かったストーリーズを設定しておけば、あとからプロフィール画面を訪れたユーザーにも強い印象を残せます。
ポイント7:「Instagramインサイト」で分析する
プロアカウントでは、「Instagramインサイト」と呼ばれる無料の分析ツールを利用できます。
これは、アカウントが今Instagramの中でどのような状態かを把握し、エンゲージメントやフォロワー数を伸ばすための改善策を検証できる便利なツールです。
確認できる指標は多岐にわたります。
- 通常投稿やストーリーズごとの「いいね!」数
- フォロー数
- 保存された数
- フォロワーの性別や年齢層や地域など
思うようにフォロワーが伸びないのであれば、投稿内容・写真の質・投稿する曜日や時間帯などをチェックしてみましょう。パターンを変えて仮説を立てて比較検証することで、改善点が見えてきます。
さらに効果を出すならInstagram広告
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Instagramアカウントをプロアカウントに切り替えることで、Instagram広告を出稿できるようになります。
Instagram広告は、自社アカウントをフォローしていないユーザーに対しても広告を表示することができます。短期間で確実に成果が出せる有益なツールでありながら、1日あたり最低100円から出稿できるため、小さくスタートできるのが魅力です。
また、出稿中であってもクリエイティブや予算を変更できるので、ユーザーの反応を見ながら改善点を探ることで成果を確実に伸ばしていけます。
Instagram広告は、ターゲティングの精度が非常に高いことも特徴です。性別・年齢・居住地といったデモグラフィック情報のほか、興味・関心やこれまでのInstagram上の行動データをもとに設定ができます。
BtoB企業がこれまでに蓄積した実績データなどをもとにした「カスタムオーディエンス」や「類似オーディエンス」を利用することもできるので、非常に使い勝手がよいツールといえます。
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BtoB企業こそInstagramを武器にしよう
InstagramはBtoC向けのツールと思われがちですが、実際には認知拡大・ブランディング・採用・海外展開など、BtoB企業にとっても多くの効果が期待できます。プロアカウントへの切り替えやプロフィールの充実、保存される投稿づくりといった基本を押さえ、Instagramインサイトで分析と改善を重ねていくことが、成果への近道です。
とはいえ、BtoB企業のInstagram運用には独自の難しさもあります。検討期間が長く意思決定者も複数にわたるため成果が出るまでに時間がかかりやすく、扱う商材が専門的・無形であることから運用の設計も複雑になりがちです。
そのため、「何から始めればいいかわからない」「運用しているが成果が伸び悩んでいる」と悩む企業は少なくありません。
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