フォロワー1,000人超えができるInstagram運用とは

Instagramで集客するためには多くのフォロワーを獲得する必要があり、その基準となるフォロワー数は1,000人と言われています。Instagramフォロワーが1,000人を超えているアカウントは「人気がある」と認識され注目度が高まるので、企業としてInstagram運用する際にはぜひ目指したい指標です。この記事では、Instagram運用でフォロワー1,000人超えを達成するためにやるべきことを解説します。

 

◎Instagramフォロワー1,000人超えを目指すべき理由

Instagramは、写真や動画といったビジュアルがメインのSNSです。若年層や女性を中心として活発に利用されていることを背景に、今では多くの企業がInstagramマーケティングを行っています。

 

企業がInstagram運用をするうえで重視すべきなのが、フォロワーの数です。SNSにおいては「フォロワー数＝人気度」と認識されるため、「フォロワーの少ない企業アカウント＝人気がない企業」という印象を与えてしまいます。Instagramで多くのフォロワーを獲得すれば、「若者に人気！」「女性に人気！」といった強いインパクトを与えることができ、ブランディングにも活かせます。

 

Instagramはマーケティングにおける集客ツールなので、フォロワーは「見込み客」と捉えることができます。自社商品やサービスをまだ購入したことのない見込み客をフォロワーとして集めていくことは、自社商品やサービスの売り上げアップに直結します。フォロワー数は、Instagramマーケティングにおける重要な指標なので、企業アカウントはフォロワーを増やすための施策を検討することが重要です。

 

そこで重要になってくる数字が、フォロワー数「1,000人」です。Instagramフォロワー1,000人超えのアカウントは「人気のあるアカウント」と認識されるため、「いいね！」数やフォロワー数が爆発的に増える効果が期待できます。Instagramフォロワー1,000人超えアカウントの割合は、全体のたった3割程度と言われており、一般人の平均フォロワー数が150人であることを考えると高い壁かもしれませんが、目指そうと思えばできない数字ではありません。正しいポイントを抑えて運用し、Instagramフォロワー1,000人超えを達成しましょう！

◎フォロワー1,000人超えをする7つのポイント

ここでは、Instagramフォロワー1,000人超えを達成するために抑えるべきポイントを7つご紹介します。

 

〇ポイント１：ターゲットを明確にする

Instagramマーケティングにおいて、ビジネスの対象＝ターゲットを明確化しておくことは大変重要です。Instagramユーザーが「このアカウントは自分のために情報を発信してくれている」と感じられなければ、フォロワーには至らないからです。そのためには、対象を絞り込んで、そのターゲットのために投稿する必要があります。

 

思いつくままに写真をInstagramで投稿しているだけでは、誰に何を伝えたいのかわかりません。もし複数のターゲットが設定されている場合は、ターゲットごとにわけて複数のアカウントを運用するのがInstagramでは効果的です。現在のInstagramは1つのアプリで同時に5つのアカウントに切り替えられるので、複数アカウントでも簡単に運用することができます。「1つのアカウントに対して、1つのターゲット設定」を心がけましょう。

 

Instagramでターゲットを設定するためには、まず「理想とする顧客のイメージ」を考えます。「こんなお客さんに買ってほしい」「こんなお客さんがいたらな…」というイメージを具体的に書きだしてみましょう。ターゲットとして具体的に設定するべき項目は、たとえば「年齢」「性別」「出身地」「家族構成」「職業」「収入」「起床時間・就寝時間」などです。

 

これらの項目に加え、自社と接触してから商品を購入、顧客になるまでの理想的なストーリーを作り上げることが有効です。ターゲットを1人の人間と認識できれば、Instagram投稿の際にその人物を思い浮かべながら写真を選んだり文章を書くことができます。

〇ポイント２：世界観を大切にする

Instagramは、過去に投稿した写真や動画のカバー画像が、プロフィール画面に一覧表示されるようになっています。1度に複数の写真や動画を投稿した場合は、1枚目のものがカバー画像になります。そのため、Instagramアカウントのプロフィール画面は、企業にとってカタログと言っていい存在なのです。プロフィール画面全体の印象によってアカウントの世界観が決まるため、それらを構成する1枚目の写真や動画のカバー写真は、Instagramにとって「命」といっても過言ではありません。自社アカウントを訪れたInstagramユーザーは、プロフィール画面で見た世界観や雰囲気でフォロワーになるかどうかを決定するからです。

 

世界観が統一されているInstagramアカウントのほとんどは、写真の品質がよく文章やハッシュタグにこだわりをもって運用されています。Instagramフォロワー1,000人超えを目指すなら、自社企業も統一した世界観を演出することが重要です。どうすればいいか具体的に思いつかない場合は、実際にInstagramでさまざまなプロフィール画面を確認し、「自社商品に雰囲気が合っている」と感じたInstagramアカウントをいくつかピックアップしてみましょう。それらを「見本」として自社アカウントの雰囲気を決定していけば、具体的にどのような投稿をすればユーザーに喜ばれるかがおのずと見えてきます。

 

〇ポイント３：継続して投稿する

Instagramマーケティングにおける集客は、今日明日で結果が出るというものではありません。コツコツと投稿を継続することによって、フォロワーが集まるアカウントを「育てていく」という意識を持つことが必要です。Instagramでどんなに魅力的な投稿をしていても、更新頻度が低ければ投稿を目にする機会が減り、フォロワー増加は期待できません。フォロワー1,000人超えを狙うなら、最低でも2〜3日に1回はInstagramに投稿することを心がけましょう。なお、Instagram投稿のタイミングは、通勤・通学時間帯や昼休み時間、就寝前のリラックスタイムなどを狙って行うとより効果的です。

 

Instagramには、通常投稿、ストーリーズ、動画投稿、ライブ配信などさまざまな投稿機能がありますが、目的に合わせてまんべんなく複数の投稿を使い分けていくのが効果的です。自社が運用するInstagramアカウントを1つのメディアとしてとらえ、それに対してターゲットとして設定したInstagramユーザーが「おもしろい」「好き」と共感するコンテンツを作り上げていくイメージです。それらを継続することで、自社の世界観が確立し、フォロワーが増え、商品購入につながっていきます。

 

〇ポイント４：ユーザーと積極的にコミュニケーションする

Instagramフォロワー1,000人超えを目指すには、自社アカウントの投稿に「いいね！」やコメントをくれたユーザーに対して、お返しの「いいね」やコメントなどでコミュニケーションを取ることも重要です。企業アカウントからのリアクションは、Instagramユーザーが「こんなところも見てくれるんだ」と企業や商品に興味を持つ入口になるからです。発見タブやハッシュタグ検索を活用して自社アカウントと親和性の高いInstagramユーザーを探し出し、積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。

 

〇ポイント５：プロフィールを充実させる

自社アカウントの投稿が気になったInstagramユーザーは、プロフィール画面を訪れて実際にフォローするかどうかを決定します。つまりプロフィール画面は、Instagramユーザーに「共感」を生み出し「フォロワーになりたい」と思わせる場所でなければならないのです。

 

特に重要なのがプロフィール文です。プロフィール文に具体的に入れるべき内容は、たとえば「拠点にしている場所」「会社やお店のある場所」「誰に何を提供する会社なのか」「どんな人に何を伝えるアカウントなのか」「ユーザーに付けてほしいハッシュタグ」などです。実際に入力できる文字数は150字までなので、自社の基本情報から優先順位を付けて組み立てることになります。

 

Instagramのプロフィールの「ウェブサイト」欄には、外部サイトへのリンクを設定することができます。一般の投稿やストーリーズでは、キャプションなどにURLを入力してもリンク化されないので、プロフィール画面の「ウェブサイト」はInstagramから外部へ直接リンクを貼れる数少ない場所ということになります。ECサイトやイベント特設ランディングページなどを設定し、Instagramユーザーが自社商品やサービスに直接触れる機会として有効に活用しましょう。

〇ポイント６：ハッシュタグを30個付ける

Instagramは、ハッシュタグによって情報が横につながる性質を持っています。ハッシュタグとは「#」で始まる文字列で、投稿をカテゴライズして検索できるようにするものです。通常投稿にもストーリーズ、動画投稿にも付けることができます。Instagramでは投稿内容の文章は検索対象になっていないため、フォロワー以外に自社情報を届けたい場合には必ずハッシュタグが必要になるのです。この性質を利用して、投稿をまとめて閲覧できるようにすることもできます。たとえば自社オリジナルのハッシュタグを作り、自社商品をInstagram投稿する際には必ずそのハッシュタグを付けてもらうようにすれば、自社商品に関連する投稿が一覧で見られるようになります。

 

Instagramは投稿1つにつきハッシュタグを最大30個まで付けることができます。スマートフォンで「#」と打ち込み、なにか単語を入れると候補が出るので、1つのワードに対して3〜4個ずつハッシュタグを設定していけばあっという間に30個にすることができます。ハッシュタグをたくさん付けることでInstagramの検索結果画面に表示される機会が増え、フォロワーを増やすチャンスにつながるため積極的に活用していきましょう！

〇ポイント７：Instagram広告で質の高いフォロワーを獲得する

Instagramフォロワーがいくら多くても、自社投稿にきちんとエンゲージメント＝「いいね！」やコメントなどのリアクションをしてくれるユーザーでなければ、あまり意味がありません。企業がInstagramマーケティングを行う本来の目的は「自社商品やサービスを購入してもらうこと」であり、Instagramで反応さえしてくれないユーザーが購入まで至る可能性は極めて低いからです。このような質の高いフォロワーを獲得するために有益なツールが、Instagram広告です。Instagram広告は、プロフィール画面から「プロアカウント」に切り替えることで利用できるようになります。

 

Instagram広告の特徴は、ターゲティング精度が非常に高いことがあげられます。親会社のFacebookやInstagramのユーザーデータを用いて、年齢・性別・地域・言語・趣味・関心など、非常に細かいターゲット設定ができます。あらかじめ設定しておいたターゲットを設定することで、目的としている層へ確実にリーチすることができるのです。また、Instagram広告は低予算から広告配信ができることも大きな特徴です。最低100円から出稿が可能になっており、「1日で1,000円」「1か月で3万円」といった細かい予算設定ができるため、広告費にあまりコストをかけられない企業でも安心です。Instagram広告は短期間で高い効果を発揮するので、フォロワーが伸び悩んでいるならぜひ利用を検討してみましょう。

◎まとめ

Instagramフォロワー1,000人超えを目指すには、さまざまなテクニックを複合的に使うのが効果的です。この記事で紹介したポイントを試し、フォロワー1000人超えを目指してください。達成できれば、自社アカウントはさらにフォローされやすくなり、「いいね！」が増えたり発見タブに掲載されやすくなるなど、さらに成長できるチャンスにつながります。Instagram広告の出稿を検討している方はぜひ当社まで相談ください。