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Googleビジネスプロフィールで初心者がやるべき4ステップ

Google広告SEOビジネス
あらかじめビジネス情報を登録しておけば、店舗の集客に大きく貢献できるGoogleビジネスプロフィール。初心者の方でも無料で簡単に利用できる便利なツールですが、Googleビジネスプロフィールを苦労して登録したにもかかわらず、実際の集客に上手くつなげられないといった声も多く聞かれます。この記事では、Googleビジネスプロフィール初心者の方が初期設定で最低限おさえておくべき4ステップをご紹介します。
◎Googleビジネスプロフィールを利用するメリット
Googleビジネスプロフィールとは、Googleが提供しているビジネス情報管理ツールです。Google検索を行った場合、現在地の周辺にある関連施設が検索結果よりも上部に表示される仕組みになっていますが、この情報こそがGoogleビジネスプロフィールです。多くの人は、この検索結果を参考にして店舗や施設を訪れる傾向があり、Googleビジネスプロフィールがユーザーのニーズを満たせば集客に直結する可能性が高くなります。
 
Googleビジネスプロフィールは、初心者の方でも無料で作成できます。一般的に店舗や商品の広告を出稿するためには多くの広告費が必要になりますが、Googleビジネスプロフィールであれば費用が一切かからないので、オープンしたばかりの店舗や初心者オーナーの店舗でもすぐに集客につなげることができます。
 
また、Googleビジネスプロフィールの優れた操作性により、IT初心者の方でも簡単に登録・編集を行うことができます。Googleビジネスプロフィールには写真情報も登録できるため、ユーザーが興味を示しそうな見栄えの良い写真や動画をあらかじめ登録しておけば、初来店のユーザーの第一印象がアップするでしょう。さらに、Googleは世界共通の検索エンジンなので、はじめて日本を訪れた外国人旅行者でも迷うことなく利用でき、初心者のオーナーでも簡単に集客につなげることができるのです。
 
店舗の集客を助けてくれるGoogleビジネスプロフィールは初心者でも簡単に使いこなすことができるので、積極的に活用していきましょう。

◎Googleビジネスプロフィールでできること
初心者の方がGoogleビジネスプロフィールを利用するためには、まず基本情報として「店舗名(企業名)」「住所」「電話番号」「営業時間」「公式サイト」を登録します。これらのGoogleビジネスプロフィール情報はユーザーが検索を行った際に最も注目するものなので、初心者の方は特に丁寧に入力することが大切です。
 
Googleビジネスプロフィールでは、外観や店舗内部、料理のメニューやサービスなどの写真・動画を設定することができます。写真や動画による視覚的な情報はユーザーが店舗を訪れるかどうかを決める大きな判断材料になるため、初心者のオーナーであってもGoogleビジネスプロフィールの写真選びには特にこだわりましょう。メニューやサービスの価格帯や具体的な金額もわかるように設定しておくと、初来店のユーザーに安心感を与えます。また、Googleビジネスプロフィールには、「女性経営者」「LGBTQフレンドリー」などもアピールできるので、特筆すべき情報がある場合は忘れずに登録します。
 
Googleビジネスプロフィールの「ダイレクトメッセージ」機能を利用すれば、ユーザーからの問い合わせにオーナーが直接回答できます。店舗近くにいるユーザーが来店前に問い合わせてくることもあるので、とくに初心者の方は丁寧に対応することを心がけましょう。ユーザーに好印象を与えればクチコミ評価なども増え、店舗集客に結びつきやすくなります。なお、ユーザーからの問い合わせが特に多い質問に関しては、Googleビジネスプロフィールの「質問と回答」機能を利用して「よくある質問」としてまとめておくとわかりやすくなります。ほかにも、クチコミ投稿機能はユーザーが自由に投稿できるようになっています。クチコミ機能には良い評価のもの・悪い評価のものいずれもあるため、Googleビジネスプロフィール初心者の方は1つ1つに一喜一憂してしまいがちです。どのクチコミもユーザーの率直な意見として真摯に受け止め、真摯に応対する姿勢を見せることが大切です。
 
Googleビジネスプロフィールを活用することで「インサイト」と呼ばれるユーザーの分析情報を確認することもできます。分析は初心者の方にはやや難しいと感じられるかもしれませんが、検索キーワードや電話問い合わせ件数、クチコミや予約の分析情報などマーケティングに有益な情報が揃っているので、店舗集客を伸ばすために積極的に活用していくとよいでしょう。

◎初心者がGoogleビジネスプロフィールでやるべきこと
初心者の方がGoogleビジネスプロフィールでやるべきことを、4ステップにわけてご説明します。
 
〇ステップ1:アカウントの作成
初心者の方がGoogleビジネスプロフィールをはじめる場合、Googleのメールサービス「Gmail」が必要です。持っていない場合はGoogleアカウントを作成し、Gmailが使える状態にしましょう。
 
Googleアカウントは無料で作成することができますが、有料の「Google Workspace」アカウントを作成すれば、高いセキュリティレベルでデータを保護できたり、困ったことがあった場合にGoogleのサポートサービスを受けることができるので、初心者の方にも安心です。
 
無料アカウントは「自分用」「子ども用」「ビジネスの管理用」の3種類を作成することができますが、ビジネスオーナーは「ビジネスの管理用」のアカウントを作成してGoogleビジネスプロフィールをはじめましょう。
 
〇スタップ2:店舗のオーナー確認
Googleアカウントを作成したあとは、店舗の「オーナー確認」の手続きを行います。Google検索やGoogleMapで表示される店舗情報は一般ユーザーも作成することができ、ユーザーが自由にクチコミや写真を投稿できる仕組みになっています。
 
Googleビジネスプロフィールをはじめるときは、オーナー確認の手続きを行い、Googleから「正式なオーナーである」と認めてもらう必要があります。オーナー確認がなければGoogleビジネスプロフィールでユーザーと直接やり取りできる投稿・クチコミ・メッセージ機能が利用できなくなるため、初心者は必ずオーナー確認を行うようにしましょう。
 
Googleビジネスプロフィールのオーナー確認の方法は、「電話」「テキストメッセージ」「メール」「動画」「ライブビデオ通話」「ハガキ」で行うことができます。オーナー確認はプロフィールの整合性などを審査する期間が設けられるため、手続きを行えばすぐにGoogleビジネスプロフィールを利用できるというわけではありません。長い場合は7営業日程度かかることもあるので、初心者の方は余裕をもって申請を行いましょう。
 
なお、Google Search Consoleを使用しているなど一部の条件を満たしていれば、オーナー確認が即座に行われる場合もあります。
 
〇ステップ3:店舗の基本情報を埋める
オーナー確認ができたら、いよいよGoogleビジネスプロフィールで基本情報の登録を行っていきます。Googleビジネスプロフィールの基本情報に入力する項目は多いので、初心者の方は注意深く設定していく必要があります。
 
「ビジネス名」には、企業名・店舗名の正確な表記での情報を入力します。Googleビジネスプロフィールは、ひらがなやカタカナ、全角や半角など、細かい部分まで注意して入力を行いましょう。同様に「住所」には番地や部屋番号、階数まで、省略されていない完全な表記の情報を登録します。これらの情報と「電話番号」はGoogleがWEBによる店舗検索情報で特に重要と判断する要素「NAP情報」(=Name/Adress/Phone)に該当し、少しでも表記のズレがあるとローカルSEOやMEOで上位表示されなくなる可能性があります。Googleビジネスプロフィールと自社ウェブサイトやSNS情報など、ほかの媒体の表記をすべて統一させておきましょう。
 
「営業時間」には、定休日や午前・午後の営業時間まで正確に入力します。店舗を訪れるユーザーはGoogleビジネスプロフィールの営業時間を参考にしているケースが多く、営業時間が間違っていれば信用を大きく損なう恐れがあります。感染症対策などで営業時間が不定期になっていたりすると、初心者の方は更新を疎かにしてしまいがちですが、Googleビジネスプロフィールには必ずリアルタイムの情報が表示されるようにしましょう。不定期営業の場合は、Googleビジネスプロフィールに「特別営業時間」を設定することができます。
 
自社ウェブサイトがあれば「ウェブサイト」に設定し、ウェブサイトがない場合は簡易的なサイトを制作することができます。ユーザー検索で上位表示されるためにはウェブサイトも重要なので、Googleビジネスプロフィール初心者の方でウェブサイトを持っていない場合は、作成するとよいでしょう。
 
「写真」の項目は「店内」「外観」「職場」「チーム」にわけて設定することができます。写真による視覚情報はユーザーの判断材料になる大切な要素なので、自社のビジュアルイメージについても、初心者の方はあらかじめ研究しておきましょう。
 
Googleビジネスプロフィールの基本情報は、オーナーアカウントが内部的に修正できるほか、一般ユーザーが検索画面などから「情報の修正を提案」で修正できるため、悪意あるユーザーに情報を書き換えられてしまう可能性があります。Googleビジネスプロフィール初心者の方は「1度登録したら終わり」にせず、こまめに情報をチェックして正しい情報が表示されるように気を配りましょう。
 
〇ステップ4:メールの通知設定をチェックする
基本情報の登録が完了したら、最後にGoogleビジネスプロフィールのメール通知設定をONにしておきます。Googleビジネスプロフィール初心者の方は操作に不慣れな点も多いので、公式からの情報はなるべく多く受け取るようにしておくことをおすすめします。
 
Googleからの重要な最新情報はもちろん、顧客メッセージ、クチコミ投稿、質問と回答や予約があった場合にメール通知が届くように設定しておくと、悪意のあるクチコミなどがあった場合でもすぐ対応できるので安心です。
 
◎Googleビジネスプロフィール運用で気を付けること
Googleビジネスプロフィールによる店舗集客を行ううえで、気を付けるべきこともあるのでご紹介します。新規顧客か既存客かによって対応がやや違うため初心者の方は注意が必要ですが、Googleビジネスプロフィールの情報を過不足なく登録できていれば大きな問題はありません。
 
新規顧客へのアプローチは、ローカルSEOの上位表示からユーザーの関心を誘い、実際に足を運んでもらう施策です。Googleビジネスプロフィールの基本情報がうっかり抜けていたり間違っていたりすると、ユーザーの関心が競合他社に向いてしまう可能性もあります。
 
特に初心者の方は、情報に抜けがないかを1つ1つリスト化してチェックしましょう。既存顧客へのアプローチは、店舗のリピーターになってもらうべくGoogleビジネスプロフィールのクチコミ投稿を活用します。
 
例えば、来店客に対して「よろしければクチコミ投稿をお願いします」と口頭で直接働きかけを行ったり、レジ前や客席に店内POPを設置する施策があります。リアルでの呼びかけは初心者の方でも簡単に行えるため、アナログな方法ではありますが非常に効果的と言えます。
 
レジ前や客席にGoogleビジネスプロフィールのクチコミ投稿URLのQRコードを設置しておけば、来店客がクチコミにアクセスしやすくなります。ここで初心者の方が注意すべきポイントとして、たとえば「クチコミを書いてくれたら〇〇をプレゼント!」のような依頼はNGです。Googleのガイドラインによると、報酬を伴うクチコミ投稿や「星5つつけてください」のように公平性を欠く依頼は明確な違反とされています。
 
Googleビジネスプロフィールの基本情報で集客を行ったあとは、ユーザー分析を行って次の施策につなげていくことも大切です。ユーザー分析には、Googleビジネスプロフィールのインサイト機能を利用します。店舗情報のキーワードや検索回数、検索方法などを確認することができるため、Googleビジネスプロフィールからの来店ユーザーの動向を詳細に確認することができます。
 
ユーザー動向の分析は初心者の方にはややハードルが高いですが、Googleビジネスプロフィールの使い方に慣れてくれば徐々にできるようになります。「初心者だから難しい!」とお困りの場合は、マーケティングの専門家など外部に依頼するのもよいでしょう。

◎まとめ
Googleビジネスプロフィールを利用すれば、初心者の方でも集客を効果的に行い、売り上げを伸ばすことができます。誰でも簡単に登録や編集ができる反面、基本情報を疎かにすれば、せっかく店舗に興味を持ってくれたユーザーの足が遠のいてしまうこともあるので、初心者の方は注意が必要です。Googleビジネスプロフィール情報を活用し、少しずつ店舗集客の成果を上げていきましょう!
 

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