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ローカル検索上位で集客アップ!Googleビジネスプロフィール運用のコツ

Google広告SEOビジネス
店舗の集客アップを図るWeb施策には、SEO・リスティング広告・SNS広告などさまざまなものがあります。なかでも、実店舗の運営を行っているのであれば、Googleビジネスプロフィールの運用は欠かせません。Googleビジネスプロフィールをローカル検索で上位に表示させることで、さらなる集客アップにつなげることができます。この記事では、Googleビジネスプロフィールを使ってできることや、ローカル検索で上位表示させるためのコツをご紹介します。
◎店舗情報を登録できるGoogleビジネスプロフィール
Googleビジネスプロフィールとは、Googleにより提供されているビジネスオーナー向けの無料サービスです。営業時間・定休日・電話番号・住所などを登録することで、運営している店舗の正しい情報をGoogle検索やGoogleマップ上に表示させることができます。
 
2014年に開始されたサービスで、元々はGoogleマイビジネスという名称で提供されていましたが、2021年11月4日より現在の名称であるGoogleビジネスプロフィールに変更されました。Googleビジネスプロフィールは、Googleのアカウントさえ持っていれば誰でも登録することができるうえ、オーナー認証を行うことで登録済みの店舗情報を編集することができます。
 
それだけでなく、Googleビジネスプロフィールには写真の投稿やキャンペーン・イベントなどの情報発信、口コミ管理・返信、簡単なウェブサイトの作成、インサイト分析などの機能も備わっています。そのため、最近ではただ自社店舗の正しい情報を伝えるツールとしてだけでなく、集客アップを図るための施策としてGoogleビジネスプロフィールを活用する店舗が増えてきています。
 
Googleビジネスプロフィールで集客アップを図る施策にはさまざまなものがありますが、なかでもローカル検索上位を目指して運用するのはとくに効果的です。

 
◎エリアに適した結果が表示されるローカル検索
ローカル検索とは、検索している地域や場所によって、そのエリアに適した検索結果を表示させる仕様を指します。たとえば、カフェを検索する場合、「カフェ」と同じキーワードで検索しても、東京と大阪ではそれぞれ検索結果に表示されるお店が異なります。これは、Googleがユーザーの利便性を考慮し、位置情報などを検索結果に反映させているからです。
 
東京でカフェを検索しているユーザーは、当然大阪よりも東京にあるカフェを探している人がほとんどです。大阪のカフェが表示されても、わざわざそこへ足を運ぶ人は少ないことでしょう。そのため、地域や場所を指定していない場合はローカル検索によって近隣のお店が検索結果に表示されるようになっているのです。ローカル検索は検索する都道府県で検索結果が異なるのはもちろん、例えば同じ東京都でも、渋谷区と新宿区では表示結果が異なるというように、検索した地域によって表示結果が変わることもあります。
 
Googleが公式に言及しているデータによると、ローカル検索はモバイル検索ユーザーの30%が利用していることが明らかになっています。自社店舗がローカル検索で上位表示されれば、さらなる集客アップにつなげることが期待できるでしょう。そのために活用したいのが、Googleビジネスプロフィールです。
 
Googleビジネスプロフィールの運用は、地域検索エンジンで自社店舗を上位表示させるための施策であるMEO対策に非常に効果的で、現在では多くの店舗が活用しています。同業種の店舗が多いエリアではとくにGoogleビジネスプロフィールの運用がローカル検索上位化のカギとなりますので、まだ運用していないのであれば、情報の更新を行っていく必要があります。

 
◎ローカル検索順位を決定づける3つの要素
Googleビジネスプロフィールのヘルプページに掲載されている内容によると、ローカル検索結果のランキングは「関連性」「距離」「視認性の高さ」によって決定づけられる仕組みとなっています。
 
まず関連性とは、検索キーワードとGoogleビジネスプロフィールの内容の合致率を指します。ユーザーが検索しているキーワードとの合致率が高い店舗は、検索結果で上位表示されやすくなります。たとえば、居酒屋とひと口に言っても、「個室がある居酒屋」「お酒の種類が多い居酒屋」「飲み放題がある居酒屋」など、お店によってセールスポイントや特徴はそれぞれ異なります。そのため、ユーザーが知りたいことをできるだけ的確に伝えるには検索キーワードとの関連性が重要となってくるのです。ユーザーが「居酒屋 個室」と検索した場合、合致率が高くなるのはGoogleビジネスプロフィールに個室があることを明記している居酒屋となります。
 
ユーザーの検索キーワードとの関連性を少しでも高めるには、Googleビジネスプロフィールの内容を充実させることが大切です。不自然にならない範囲内でビジネス内容と関連性の高いキーワードを散りばめておけば、検索結果の上位を目指すことができるでしょう。
 
次に、ローカル検索のランキングは距離も重要な決定要素となります。ここでいう距離とは、検索キーワードで指定された地域や場所から検索結果に表示されるビジネス所在地までの距離のことです。検索キーワードで地域や場所が指定されていない場合は、検索ユーザーの現在地情報を基に距離が計算されます。
ローカル検索では、検索ユーザーの現在地あるいは指定した地域や場所と距離が近いお店ほど上位表示されます。そのため、自社店舗の近くにいるユーザーにアプローチを仕掛けるには、Googleビジネスプロフィールに正確な住所を登録しておくことが重要です。
 
最後に視認性の高さとは、簡単に言えば知名度の高さを指します。同じエリア内に同業種の店舗が複数ある場合、Googleのローカル検索ではより知名度の高い店舗が上位に表示されやすくなります。そのため、近くに全国展開している有名店がある場合や、ブランド力の高いお店がある場合、小規模の店舗は必然的に上位表示されにくくなるため、Googleビジネスプロフィールを使った対策などが必要です。視認性の高さはGoogleビジネスプロフィールの口コミ数や評価も影響してくるため、近隣に有名なライバル店があっても口コミ数が多く評価が高い店舗であれば、検索結果で上位表示を目指すことが可能です。

 
◎Googleビジネスプロフィールの検索順位を調べる方法
ローカル検索での上位化を目指すには、Googleビジネスプロフィールの運用も非常に重要ですが、その前に自社店舗のGoogleビジネスプロフィールが現在どのような検索順位にあるのか確認しておくことも大切です。Googleビジネスプロフィールの検索順位は、Googleのシークレットモード、Google広告、ローカル検索のSEOツールのいずれかを使って調べることができます。なかでも、簡単にGoogleビジネスプロフィールの検索順位が調べられる「シークレットモードでの検索方法」についてご紹介します。
 
Googleには、ユーザーの検索履歴やアクセスしたウェブサイトなどの情報に検索結果を出すパーソナライズ機能が備わっています。自身のGoogleビジネスプロフィールを頻繁に見ていると、パーソナライズ機能によって自身のGoogleビジネスプロフィールが上位表示される可能性が高くなります。一方、シークレットモードは、パーソナライズ機能の影響を受けません。普段どれほど自身のGoogleビジネスプロフィールを見ていても、シークレットモードに切り替えて検索すれば正確な検索順位を確かめることができます。

 
○シークレットモードでの検索方法
Googleビジネスプロフィールの順位は、検索を行う場所によって異なります。現在地の情報に基づいて検索順位を調べる場合は、そのままシークレットモードに切り替えるだけですが、ほかのエリアでの検索順位を調べるにはシークレットモードに切り替えた後、デベロッパーツールで位置情報を変更して検索をかける必要があります。
 
まずシークレットモードに切り替え、調べたいキーワードで検索をかけます。次に、ブラウザ上で右クリックをして検証をクリックし、画面右側にデベロッパーツールを表示させます。デベロッパーツールが表示されたら歯車のマークの右隣にあるハンバーガーメニューをクリックし、「More tools」を選択、続いて表示される項目のなかから「Sensors」を選択、次に右下に「Geolocation」のメニューが表示されるので、「No override」をクリックして「Other…」を選択します。
 
最後に、下に表示される緯度(Latitude)・経度(Longitude)の項目にGoogleビジネスプロフィールの検索順位を調べたいエリアの緯度・軽度を入力し、先程と同じキーワードで再度検索をかけます。この流れで検索を行うと、各エリアに足を運ばずとも指定した地域や場所でGoogleビジネスプロフィールの検索順位を簡単に確かめることができます。

 
◎Googleビジネスプロフィールを上位表示させるためのポイント
Googleビジネスプロフィールの検索順位を調べたら、今度はいよいよGoogleビジネスプロフィールの運用を行っていきます。Googleビジネスプロフィールは登録を済ませるだけでもローカル検索で効果を発揮することがありますが、基本的に運用なくして上位表示を目指すことはできません。とくに同業種の店舗が多いエリアではいかにGoogleビジネスプロフィールの内容を充実させるかが重要です。
 
○オーナー確認を行う
Googleビジネスプロフィールの登録を済ませたら、まずは自社店舗のオーナー確認を行いましょう。なぜなら、Googleビジネスプロフィールは一般ユーザー(ローカルガイド)でも「情報の修正を提案」することで内容の編集ができます。一般ユーザーがすべての項目を管理できるわけではありませんが、悪意を持ったユーザーが編集した場合、店舗の情報を全く違う内容にされたり、最悪の場合閉業扱いにされたりすることもあります。
 
オーナー確認を行ったGoogleビジネスプロフィールは、オーナー確認を行っていないGoogleビジネスプロフィールよりも上位に表示される可能性が高くなります。リスク回避とローカル検索上位化を目指すためにも、オーナー確認は必ず行いましょう。
 
○詳細情報の入力
オーナー確認を済ませたら、今度は店舗の詳細情報を入力します。Googleビジネスプロフィールをローカル検索で上位表示させるには、ユーザーの検索しそうなキーワードと関連性の高い内容を盛り込むことが大切です。
 
営業時間・定休日・電話番号・住所など、基本情報の登録はもちろんですが、店舗がどういったカテゴリに該当するのか、支払い方法・サービス・設備・雰囲気などの属性がどうなっているのかも、漏れなく入力するようにしましょう。
 
Googleは、情報の正確性を重視するため、自社店舗のホームページやSNSのアカウントがある場合は、営業時間・定休日・電話番号・住所などの情報をGoogleビジネスプロフィールの内容と統一させることも重要です。Googleビジネスプロフィールの内容がホームページやSNSの情報が異なると、ローカル検索に影響して表示順位が下がる恐れがあります。
 
○最新の情報を保つ
Googleビジネスプロフィールの内容は常に最新の情報にしておくことも大切です。営業時間やメニューなどに変更があった場合は、都度内容を変更して最新の情報を保つようにしましょう。
 
一時的な変更がある場合は投稿機能を使って店舗情報を発信するのも1つの手です。ローカル検索では情報が多い店舗のGoogleビジネスプロフィールほど上位表示されやすくなるので、イベントやキャンペーンなどを行う場合も投稿機能を使ってどんどん情報を発信していくことが必要です。
 
○口コミ管理と返信を行う
Googleビジネスプロフィールをローカル検索で上位表示させるには、内容の編集だけでなく、口コミも気にしなくてはなりません。なぜなら、ローカル検索のランキングは視認性の高さが決定要素の1つとなっているからです。口コミ数が多く、それでいて評価が高い店舗はローカル検索で上位表示されやすくなります。そのためには常日頃から質の高いサービスを行っていくことが大切です。
 
口コミは、ユーザーのアクションにも大きく影響します。顧客の声に耳を傾け、コミュニケーションをしっかりととることでユーザーのアクション率を高めることができるので、口コミ管理と返信はできる限り行うようにしましょう。特に悪い口コミがついてしまった場合は、真摯な対応を行うかどうかがカギとなります。悪い口コミは、検討ユーザーに不安を与えてしまう要素となるため、投稿者との和解を目指して対応することが大切です。真摯に向き合えば、投稿者が再び来店してくれる可能性も高めることができます。

◎まとめ
実店舗を運営する事業者にとって、ローカル対策は今や必須の施策となっています。そしてローカル対策を行うためにはGoogleビジネスプロフィールの運用が欠かせません。ローカル検索の順位は関連性・距離・視認性の高さで決定づけられるので、Googleビジネスプロフィールを活用する際はその点に注意しながら運用を行っていくことがポイントです。ほかの施策を行っているのになかなか集客につなげられない、効果が感じられないという事業者様は、お気軽に当社へご相談ください。
 

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