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効果的なローカルSEO対策はGoogleビジネスプロフィールがポイント!

Google広告SEOビジネス
ベニスアップデートが実装されてから、Googleでは検索結果にユーザーの位置情報が反映されるようになり、ますます利便性が高くなりました。現在はその影響により、ローカルSEOを駆使したビジネスを行う事業者が続々と増えてきています。なかでも、Googleビジネスプロフィールを活用したローカルSEO対策は非常に効果的で、集客アップを目指すのであれば今すぐにでも始めるのがおすすめです。この記事では、ローカルSEO対策に効果的なGoogleビジネスプロフィールの運用方法についてご紹介します。

◎自社店舗の上位表示施策ローカルSEO
ローカルSEOとは、ユーザーが現在地や目的地に関連するキーワードを検索した際に、自社店舗の情報を上位表示するための施策です。Googleでは、ベニスアップデートの実装以降、現在地あるいは特定した地域や場所によって、そのエリアでの最適な検索結果が表示される仕様となりました。例えば、東京と大阪で「美容院」と検索すると、東京では東京近郊の美容院、大阪では大阪近郊の美容院が上位表示されます。これはGoogleがユーザーの利便性を考え、位置情報や指定したエリアを検索結果に反映させているからです。
 
集客パフォーマンスを高めるため、SEO対策に取り組む企業も少なくありませんが、昨今では位置情報をもとに店舗や訪問先を検索するユーザーが増加傾向にあります。Googleの公式データによると、モバイルユーザーの約3割がローカル検索を利用していることが明らかになっています。
 
そのため、自社店舗の集客アップを図るにはSEO対策だけでなく、ローカルSEO対策を行っていくことも非常に重要です。特に中小企業や店舗数が少ないお店のウェブサイトは、大手のポータルサイトや競合サイトに比べてSEOで上位に食い込むのが難しいため、いかにローカルSEO対策をしっかり行っていくかがカギとなります。
 
○ローカルSEO対策を行うメリット
ローカルSEOのメリットは何といってもコストパフォーマンスの高さです。ローカルSEOは、主にGoogleビジネスプロフィールを使って対策を行います。
Googleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス)とは、Googleにより提供されているビジネスオーナー向けの情報管理ツールです。
 
Googleのアカウントさえ持っていれば誰でも使うことができ、自社店舗のGoogleビジネスプロフィールに営業時間・定休日・電話番号・住所などの情報を登録すると、Google検索やGoogleマップ上に正しい店舗情報が表示されます。飲食店が、グルメサイトなどで広告を出す場合は広告費用が発生しますが、Googleビジネスプロフィールを使ったローカルSEO対策は無料で行えるため、コストを抑えて集客アップを図りたい企業に適しています。
 
ローカルSEOは、集客につなげやすいといったメリットもあります。通常検索と違い、ローカル検索は今すぐその場所の情報を知りたいユーザーに使われることがほとんどです。そのため、ローカルSEO対策で自社店舗が上位表示されれば、ユーザーの目に留まる回数も増えるため、集客アップが期待できます。

 
○SEO・MEOとの違い
WEB集客に関するマーケティング用語として、ローカルSEOとよく混同されるのがSEO・MEOです。これらはローカルSEOと一体どのような点が異なるのでしょうか。
 
まずSEOとローカルSEOの大きな違いとしてあげられるのが、上位表示させる対象が異なることです。「検索エンジン最適化」を意味するSEOは、キーワードの検索結果に対して自社ウェブサイトを上位表示させることが目的です。一方のローカルSEOは、地域に関するキーワードに対してGoogleビジネスプロフィールの情報を検索結果に上位表示させることを目的としています。
 
そのため、SEOとローカルSEOは行う対策もまったく異なります。SEOは既に多くの企業が取り組んでいる施策であるため、競合の数や商品・サービスの内容次第では内部施策や外部施策、あるいはその両方を行わなくてはなりませんが、ローカルSEOは、Googleビジネスプロフィールのように検索媒体から用意されたものに対して対策を行います。どちらの対策も集客アップを図るには欠かせないものですが、ローカルSEOはSEOに比べて対策の幅が狭いため、比較的簡単に集客アップにつなげることができるでしょう。
 
次に、MEOは「マップエンジン最適化」を意味します。意味合いとしてはローカルSEOとほぼ同じですが、MEOは日本だけで使われている言葉であり、厳密にはローカルSEO対策のうち、地図検索に特化したGoogleビジネスプロフィールの上位表示を目的とした施策全般を指します。そのため、MEOという用語は海外では通じず、ローカルSEOと呼ばれることが一般的となっています。

◎ローカルSEOにおける表示の種類
ローカルSEOには「ローカルパック」「ナレッジパネル」と呼ばれる2つの表示方法があります。ローカルSEO対策を行う前に、自社店舗の情報がそれぞれどう表示されるのかを知っておきましょう。
 
まずローカルパックとは、「エリア+ジャンル」「エリア+業種」「エリア+店舗名」などで検索した際、検索結果に表示されるGoogleマップのリスト情報です。SEOの検索結果よりも上位に表示される傾向が強く、ユーザーの目に留まりやすいというメリットがあります。
 
ローカルパックは、「通常のローカルパック」「ローカルABCパック」「ローカルスナックパック」の3種類があり、それぞれ表示方法が異なります。もっとも一般的なのは通常のローカルパックで、エリアに関するキーワードで検索した際、検索結果にマップと住所・電話番号・営業時間・口コミ・HPリンクなど、Googleビジネスプロフィールに登録した情報が表示されます。
 
ローカルABCパックは、口コミ評価に左右されにくい店舗を検索する際に表示されます。具体例としては、薬局やコンビニ、ガソリンスタンドなどがあげられます。ローカルABCパックは、レビューの星や口コミの表示がなく、店名の左側にA.B.Cと表示されるのが大きな特徴です。
 
ローカルスナックパックは、公園や博物館、美術館などで表示されます。通常のローカルパックと似ていますが、基本の店舗情報ではなく、店内や場所の雰囲気がわかる写真の表示がメインとなっているのが特徴です。飲食やサービスといった業態を検索する際に表示する場合もあります。

 
次にナレッジパネルとは、企業名や店舗名など、より具体的なキーワードで検索した際に表示されるものです。ローカルパック同様、Googleビジネスプロフィールの情報が反映される仕組みになっていますが、ナレッジパネルは検索結果の上部ではなく、右側に表示されるのが特徴です。
 
ナレッジパネルは、ローカルパックに比べて表示される内容が多いのが特徴です。Googleビジネスプロフィールに登録している基本情報に加え、混雑する時間帯や近日開催予定のイベント、より詳しい口コミなどが表示されるのも大きな特徴です。いずれの表示方法にせよ、ユーザーの目に留まりやすい部分に表示されやすいため、ローカルSEO対策を行っておくことは非常に重要です。

◎最低限やっておくべきローカルSEO対策
ローカルSEO対策においてまず行っておきたいのが、Googleビジネスプロフィールの登録(オーナー確認)です。Googleビジネスプロフィールに登録された内容は、ローカルパックやナレッジパネルの情報源となります。逆に言えば、Googleビジネスプロフィールを登録しなければ、ユーザーが地域に関するキーワードで検索しても検索結果に自社店舗の情報が表示されないため、集客のチャンスを逃してしまいます。Googleマップに店舗が掲載されているか確認し、掲載されていない場合は新規登録、既に店舗が掲載されている場合は、オーナー確認を行いましょう。
 
Googleビジネスプロフィールのオーナー確認を行ったら、次はNAPの表記を整えます。NAP情報とは会社名(Name)・住所(Address)・電話番号(Phone)の頭文字をとったもので、適切なローカルSEO対策を行うためには欠かせない項目です。Googleは情報の正確性を重視するため、Googleビジネスプロフィールで設定した情報とサイトに掲載されている店舗の情報が異なると、ローカルSEOに影響して表示順位が下がる可能性があります。自社のウェブサイトやSNSのアカウントを所有している場合は、必ずNAP情報を統一しましょう。

◎Googleビジネスプロフィールを充実させてローカルSEO対策を
ローカルSEOで上位化を狙うのであれば、オーナー確認やNAP情報の統一だけでなく、Googleビジネスプロフィールの内容を充実させることが重要です。ここでは最後にローカルSEOでGoogleビジネスプロフィールを上位表示させるためのコツをご紹介します。
 
○カテゴリ・属性を入力する
Googleビジネスプロフィールで自社店舗の基本情報を登録し終えたら、カテゴリや属性などの細かい情報も登録していきましょう。カテゴリは業種、属性はお店の特徴を指します。このような作業が必要な理由は、ローカルSEOは検索キーワードとの関連性がランキングを決定づける要素の1つとなっているからです。
 
Googleビジネスプロフィールはユーザーが検索しているキーワードと合致率が高くなるほど、ローカル検索において上位表示されやすくなります。例えば、同じ「居酒屋」というキーワードでも、個室がある居酒屋をユーザーが検索した場合はGoogleビジネスプロフィールに個室ありと記載している居酒屋のほうが上位表示されやすくなります。
 
また、Googleビジネスプロフィールのカテゴリ・属性はユーザーにより具体的なサービス内容を伝える効果もあるため、ローカルSEOの評価を高めるだけでなく、集客アップも期待できます。

 
○口コミやサイテーションを増やす
ローカルSEOでは、視認性の高さも重視されています。視認性の高さとは、いわゆる知名度のことです。ウェブ上とオフラインでの知名度は少し異なり、口コミが大きく影響します。つまり、良質な口コミが多い店舗は、ローカルSEOにおいて評価されやすいのです。
 
良質な口コミを増やすには店舗のサービス向上を行うことも大切ですが、利用したユーザーが口コミを書きたくなるような工夫を取り入れることも必要となります。Googleビジネスプロフィールにはガイドラインが存在しており、クーポンや割引券などと引き換えに口コミを依頼するのは禁止とされています。ユーザーに口コミを依頼する場合は、ポスターを掲示したり写真撮影を許可するなどの対応を行うのがおすすめです。
 
ローカルSEOは、サイテーションも大きな影響を与えます。サイテーションとは、企業や店舗の名前が他サイトやSNSで書かれることです。サイテーションを増やす方法はいくつかありますが、より効果的なのはやはり自社ウェブサイトやSNSで積極的に情報を発信することでしょう。ウェブ上で、企業や店舗の商品・サービス・イベントなどを広げてサイテーションを獲得できれば、ローカルSEOの評価が上がり、店舗情報がさらに上位表示されやすくなります。

 
○常に最新の情報を保つ
ローカルSEOに限った話ではありませんが、店舗情報の上位化を目指すには長期的な視点を持つことが大切です。業種や地域によってはオーナー確認を済ませるだけでローカルSEOに効果を発揮する場合もありますが、ローカルSEOの評価を高めるなら、Googleビジネスプロフィールの運用は必要不可欠です。
 
基本的にはローカルSEOも通常のSEOと同様、情報を更新し続けることで上位表示されやすくなるため、定期的に写真の投稿やイベント・キャンペーンの発信を行い、常に最新の情報を保つようにしましょう。

◎まとめ
SEOやSNS広告など、ウェブマーケティングが当たり前となってきている昨今、実店舗の集客アップを図るにはローカルSEO対策が欠かせません。ローカルSEOは、無料ツールのGoogleビジネスプロフィールを使って行う施策であるため、費用対効果の高い集客が見込めます。また、ローカルSEOは地域性に特化したSEOであるため、競合も少ないのも大きなメリットです。SEO対策やSNS広告を行っているけどなかなか効果が見込めない、ローカルSEO対策で集客アップにつなげたい事業者さまは、当社までお問い合わせください。
 

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