【インスタ広告の仕組み】費用・ターゲティング・表示場所を完全解説

「インスタの広告の仕組みってどうなっているんだろう?」
「インスタ広告の費用はどれくらいかかる? 誰に、どこに表示される?」
「広告の種類や出し方も複雑そうで、よくわからない…」
このようにお悩みではありませんか?
結論として、インスタ広告の仕組み・特徴は以下のとおりです。
- 配信しながら調整できる「運用型広告」スタイルを採用
- 視覚に訴える「画像・動画中心」の広告設計
- 狙った相手にしっかり届ける細かなターゲティング機能
上記の内容を詳しく解説するのとともに、本記事では、
- インスタ広告費用の仕組み
- ターゲティングの仕組み
- 配信面(表示場所)の仕組み
- インスタ広告の種類や出稿手順
など、インスタ広告を運用するうえで重要なポイントを網羅的に取り上げています。
記事の後半では、プロアカウント設定時によくあるトラブルの原因・対処法、インスタ広告を運用するメリット・デメリットも解説しています。
この記事を読むことで、インスタ広告の基本から応用までを理解し、すぐに実践できる知識が身につくでしょう。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次:
- 1. インスタ広告の仕組みや特徴は?
- 2.インスタ広告費用の仕組み|課金方式別に解説
- 3.【種類別】インスタ広告のターゲティングの仕組み
- 4.インスタ広告の配信面の仕組み|表示場所を一覧で紹介
- 5.インスタ広告の種類と特徴
- 6.インスタ広告の出稿手順
- 7.インスタのプロアカウントで「広告の仕組みについて見る」が消えない場合の原因と対処法
- 8.【運用方法別】インスタ広告を運用するメリット・デメリット
- 9.インスタ広告運用を外注するなら「グローストリガー」がおすすめ
- 10.まとめ
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グローストリガー株式会社
代表取締役 村瀬健人
弊社は、中小企業向けにWeb広告の運用を支援している広告代理店です。
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1. インスタ広告の仕組みや特徴は?
インスタ広告は、Meta(旧Facebook)の広告システムを利用してインスタグラム上で配信される有料広告です。
インスタ広告の主な仕組みや特徴は以下のとおりです。
- 配信しながら調整できる「運用型広告」スタイルを採用
- 視覚に訴える「画像・動画中心」の広告設計
- 狙った相手にしっかり届ける細かなターゲティング機能
それぞれ詳しく解説します。
1-1.配信しながら調整できる「運用型広告」スタイルを採用
インスタ広告は、広告を出しながらリアルタイムで効果を調整できる「運用型広告」です。
具体的には、以下の調整ができます。
- 反応が少ない広告→ 画像やターゲットを変更
- 反応が良い広告 → 予算を増やしてより多く配信
リアルタイムで効果を確認しながら内容を変えられるため、より高い成果が期待できます。
また、少ない予算から始められるので、テスト的に使うことも可能です。
1-2.視覚に訴える「画像・動画中心」の広告設計
インスタグラムはビジュアル重視のSNSのため、広告も写真や動画など視覚的なコンテンツが中心です。
たとえば、以下のように目的によって使い分けられます。
- 写真 → 商品の魅力をシンプルに伝えたいときに使用
- 動画 → 使用シーンや使い方をわかりやすく伝えたいときに使用
さらに、インスタ広告は一般ユーザーの投稿に自然になじむ形で表示されるため、広告っぽさをあまり感じさせません。
「広告に見えない広告」として、ユーザーに嫌われにくいのもポイントです。
1-3.狙った相手にしっかり届ける細かなターゲティング機能
インスタ広告は、「この人に見せたい」というターゲットの設定が細かくできます。
以下のような条件で絞り込み可能です。
- 年齢・性別・地域
- 興味・関心(コスメ・育児など)
- 行動履歴(どんな投稿に反応したかなど)
さらに、自社の既存顧客データも活用できるため、広告を届けたい層に対して的確な配信もでき、本当に広告を見せたい人だけに効率よくアプローチできます。
おすすめの記事:【地方こそ勝てる】インスタ広告の地域ターゲティング完全攻略
2.インスタ広告費用の仕組み|課金方式別に解説
インスタ広告には、広告費用が発生する仕組みとして大きく4つの方式があります。
- クリック課金(CPC)
- インプレッション課金(CPM)
- アプリインストール課金(CPI)
- 動画視聴課金(CPV)
それぞれ詳しく解説します。
2-1.クリック課金(CPC)
クリック課金(CPC)は、広告がクリックされたときだけ費用が発生する課金方式です。
広告が表示されるだけでは費用はかからず、ユーザーが実際に反応したときに初めて課金されます。
「Webサイトや商品ページへの訪問者を増やしたい」「資料請求や購入をしてほしい」など、行動を促したいときに効果的です。
2-2.インプレッション課金(CPM)
インプレッション課金(CPM)は、広告が1,000回表示されるごとに費用が発生する方式です。
クリックされなくても表示回数で課金されます。
「できるだけ多くのユーザーに広告を見てもらいたい」「商品やサービスの存在を広く知らせたい」方におすすめです。
クリック課金と比較して、より広範囲のユーザーにメッセージを届けやすいのも特徴です。
2-3.アプリインストール課金(CPI)
アプリインストール課金(CPI)は、広告を見たユーザーがアプリをインストールしたときに費用が発生する形式です。
実際のアクションに基づく成果型の課金方法となります。
「アプリのダウンロード数を増やしたい」「広告費を成果に応じて使いたい」など、アプリの集客に特化したいときに効果的です。
2-4.動画視聴課金(CPV)
動画視聴課金(CPV)は、動画広告が一定時間以上再生されたときや、ユーザーが特定アクションを取ったときに費用が発生する形式です。
「商品の使い方を伝えたい」「世界観を動画で届けたい」など、視覚と音で印象を残したい広告に効果的です。
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3.【種類別】インスタ広告のターゲティングの仕組み
インスタ広告ではユーザーに最適な広告を届けるためのターゲティングの仕組みが整えられています。
主なターゲティングの種類は、以下のとおりです。
- コアオーディエンス
- カスタムオーディエンス
- 類似オーディエンス
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
3-1.コアオーディエンス
コアオーディエンスとは、InstagramやFacebookが持っているユーザーデータを使ってターゲットを設定する方法です。
たとえば、以下のような条件で絞り込めます。
- 年齢・性別・地域
- 興味・関心(例:ファッション・子育て・旅行 など)
- ライフイベント(例:結婚・引っ越し)
- 職業や学歴、利用しているデバイス など
上記の条件を組み合わせてユーザー層を細かく設定できるので、幅広いターゲットからピンポイントで絞り込みたいときに便利な方法です。
3-2.カスタムオーディエンス
カスタムオーディエンスは、自社が保有する顧客データを活用したターゲティングの方法です。
たとえば、以下のようなデータを使ってターゲティングができます。
- メールマガジンの登録者リスト
- 自社サイトの訪問履歴
- 過去に商品を購入した人
- LINE公式アカウントの友だち など
すでに自社と接点がある人に向けて、さらに効果的な広告が配信可能です。
3-3.類似オーディエンス
類似オーディエンスとは、既存のお客様と似た特徴を持つ新しいユーザーに広告を届ける方法です。
たとえば、過去に自社の商品を購入した人の情報をもとに、InstagramやFacebookが「似た行動や興味を持つ人」を自動で見つけ出してくれます。
こうしたユーザーに広告を配信することで、反応の良い見込み客に効率よくアプローチできます。
「新規ユーザーだけど、買ってくれそうな人」に出会いたいときにおすすめのターゲティング手法です。
おすすめの記事:インスタ広告のターゲティング一覧&費用対効果UPの戦略5選
4.インスタ広告の配信面の仕組み|表示場所を一覧で紹介
インスタ広告は、Instagramアプリ内のさまざまな場所に表示される配信面の仕組みによって、広告効果に大きな影響を及ぼします。
以下に、主な表示場所とその特徴をまとめました。
広告の目的やターゲット層に合わせて組み合わせることが、広告効果を最大限に引き出すポイントとなります。
おすすめの記事:インスタのストーリー広告|反応率を劇的に上げるやり方3選
5.インスタ広告の種類と特徴
インスタ広告にはさまざまな種類がありますが、なかでも代表的なものとして、以下の5つの広告タイプがよく活用されています。
- 画像広告
- 動画広告
- ストーリーズ広告
- カルーセル広告
- コレクション広告
それぞれの特徴について解説します。
5-1.画像広告
画像広告は、1枚の写真とテキストを組み合わせたシンプルな広告形式です。
Instagramの通常投稿に近い見た目なので、ユーザーにとって違和感が少なく、自然に受け入れられやすいのが特徴です。
以下に具体的な特徴をまとめました。
- 画像とテキストだけで作成でき、初心者でもすぐに始めやすい
- 商品やサービスの魅力を写真でストレートに伝えられる
- フィード・ストーリーズ・発見タブなど、さまざまな場所に表示可能
- 正方形(1:1)の画像サイズが推奨されており、見栄えの良いレイアウトが組みやすい
「まずは気軽に広告を出してみたい」という方にもおすすめです。
5-2.動画広告
動画広告は、動きのある映像とテキストで構成される広告形式です。
使い方や効果などを視覚的に伝えられるので、「伝えたいことが多い商品」や「ストーリー性のあるサービス」に向いています。
以下にポイントをまとめました。
- 最大120秒までの動画が使用可能(9:16の縦型推奨)
- 商品の使い方・体験談・サービスの流れなどを見せやすい
- 映像と音声で印象に残りやすく、理解や共感を促しやすい
写真だけでは伝えきれない魅力を届けたいときに活用するのがおすすめです。
5-3.ストーリーズ広告
ストーリーズ広告は、Instagramのストーリーズ機能の間に表示される縦長のフルスクリーン広告です。
画面全体を使った表示により、ユーザーの注意を強く引くことができます。
以下にポイントをまとめました。
- フルスクリーンの縦型広告(9:16)で強いインパクト
- 限定キャンペーンやセール情報の告知におすすめ
- 短時間で印象を残したいときに効果的
スワイプアップやリンクボタンで、すぐにサイトへ誘導できるのもメリットです。
5-4.カルーセル広告
カルーセル広告は、複数の画像や動画を横にスライドして見せられる広告形式です。
1つの広告でたくさんの情報を伝えられるので、ラインナップが多い商品や比較したい要素があるときに便利です。
ポイントは以下になります。
- 最大10枚まで画像や動画を設定可能
- 各スライドに個別のリンクをつけられる
- 商品紹介/使い方のステップ/ストーリー形式など幅広く使える
「見せたい情報が1枚では収まらない」というときにぴったりです。
5-5.コレクション広告
コレクション広告は、商品カタログと連携して、ユーザーがそのまま購入ページに進める広告です。
メインのビジュアルの下に複数の商品が並ぶ形式で、“見て・選んで・すぐに買える”導線をつくれます。
ポイントは以下になります。
- 商品画像をタップすると詳細ページへジャンプ可能
- 広告内で商品の閲覧から購入まで完結できるため、スムーズに買い物が進められる
- 商品購入が目的の広告におすすめ
ネットショップやECと相性が良く、「買ってもらうこと」が目的なら非常に効果的です。
おすすめの記事:Instagramの動画広告|制作手順・成功事例・外注料金
6.インスタ広告の出稿手順
インスタ広告を出稿する手順は以下になります。
- STEP1:インスタをプロアカウントにする
- STEP2:宣伝したい投稿やストーリーズを選択
- STEP3:広告クリエイティブ(リンク先・テキストなど)を設定
- STEP4:ターゲットや予算・掲載期間を設定
初めての方でもスムーズに進められるよう、おおまかな出稿手順を解説します。
6-1.STEP1:インスタをプロアカウントにする
インスタ広告を利用するためには、まずInstagramアカウントを「プロアカウント」に変更します。
プロアカウントには「クリエイターアカウント」と「ビジネスアカウント」の2種類があり、どちらも広告配信が可能です。
切り替えることで「アクセス解析(インサイト)」も見られるようになり、広告効果の分析に役立ちます。
6-2.STEP2:宣伝したい投稿やストーリーズを選択
次に、どの投稿を広告として使うかを選びます。
たとえば、選び方には以下の2パターンがあります。
- すでに投稿した内容をそのまま宣伝する
- 広告用に新しく画像や動画を用意して投稿する
Instagramアプリから手軽に操作できる「投稿を宣伝」ボタンを使えば、簡単に設定できます。
より細かく設定したい場合は、Facebook広告マネージャーを使うと便利です。
6-3.STEP3:広告クリエイティブ(リンク先・テキストなど)を設定
続いて、広告として表示されるコンテンツの内容(=広告クリエイティブ)を設定します。
具体的には、以下の項目を入力します。
- リンク先URL
- 広告文(キャプション)
- ボタンの文言(例:「詳しくはこちら」「申し込む」など)
ユーザーの興味を引き、クリックやコンバージョンに繋がるような魅力的なテキストと、明確な誘導先を設定することが重要です。
6-4.STEP4:ターゲットや予算・掲載期間を設定
最後に、広告を配信するターゲット層・予算・掲載する期間を設定します。
設定できる項目は、以下のとおりです。
- ターゲット設定:年齢・性別・地域・興味関心など
- 予算:1日あたりの上限金額やキャンペーン全体の総予算
- 掲載期間:広告の開始日と終了日
すべての設定が完了し、広告が審査を通過すれば配信が開始されます。
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無料相談はこちら7.インスタのプロアカウントで「広告の仕組みについて見る」が消えない場合の原因と対処法
Instagramのプロアカウントを利用している際に、「広告の仕組みについて見る」といった通知や表示が消えずに設定が進まない場合があります。
多くの場合、新しい機能の紹介や使い方の説明、アカウント設定に関する確認を促すためです。
以下に原因と対処法をまとめました。
それでも解決しない場合は、Instagramのヘルプセンターに問い合わせると安心です。
おすすめの記事:【インスタ広告運用】ノウハウなしで失敗した5つのケース
8.【運用方法別】インスタ広告を運用するメリット・デメリット
インスタ広告を運用する方法には、大きく分けて「自社運用」と「広告代理委託(外注)」の2つがあります。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、自社の状況やリソース、広告運用の目的などを総合的に考慮して、最善の方法を選択することが重要です。
どちらの方法を選ぶにしても、インスタ広告の基本的な仕組みを理解しておくことは、効果的な運用や代理店との円滑なコミュニケーションのために不可欠です。
おすすめの記事:【Instagram広告運用代行】東京のおすすめ代理店10選
9.インスタ広告運用を外注するなら「グローストリガー」がおすすめ
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10.まとめ
本記事では、インスタ広告の仕組みについて解説しました。
この記事の要点を振り返ってみましょう。
- インスタ広告は、リアルタイムで効果を調整できる「運用型広告」スタイル
- 課金方式は「クリック課金」「インプレッション課金」「アプリインストール課金」「動画視聴課金」の4種類があり、目的に応じて選択可能
- ターゲティングは「コアオーディエンス」「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」の3つを活用
- 広告はフィード、ストーリーズ、リールなど多様な場所に配信可能
- 出稿にはプロアカウント化が必要で、投稿選択→設定→配信の流れで完了
- 自社で運用することもできるが、知識や時間がない場合は外注も有効
- 外注先は、実績や改善提案のあるパートナーを選ぶことが重要
当記事で解説したインスタ広告の仕組みを理解して、インスタ広告運用を始めてみてください。
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